朝野家スタッフのblog

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/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///

/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///_f0112434_1350376.jpg「ジオパークにおける低炭素まちづくりと地域再生」で温泉エネルギーの明日を語るシンポジュームが7日に開かれ、パネラーとして前日乗り込みで九州雲仙市小浜温泉に出かけてきました。
湯村温泉から鳥取駅まで車で45分、鳥取~岡山間はスーパーいなば、岡山~博多はのぞみ、博多~諫早はかもめで5時間40分、諫早からは長崎大学の小野教授自ら車で迎えに来ていただきました、小浜まで45分の約7時間の旅です。車なら大変なのですが、列車だと寝ていけるので良いですね。快適でした。

/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///_f0112434_135193.jpg湯村温泉もすごいと思っていましたが、小浜温泉は高い源泉温度と豊富な湧出量ですごいですねぇ~。
/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///_f0112434_13522054.jpg生憎の雨にもかかわらず温泉街に入ると各所から湯気がもうもうと上がり、硫化水素の臭いがします。(硫黄の臭いと良く言われるのですが、硫黄は単体では臭いません)
前乗りなので時間もあり、小野先生に雲仙温泉にも案内してもらいました。

ここで湯元旅館の加藤社長から「雲仙の源泉は移動しているんですよ」と興味深い話を聞きました。やっぱり自然は偉大ですね。またこの間、『温泉ソムリエ』家元の遠間さんから聞いた「合せ湯」、小浜・雲仙・島原の3温泉地で始めたいとも話されました。
/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///_f0112434_13545599.jpgシンポジューム当日も午前中は時間があり、伊勢屋旅館草野代表が温泉街の案内して頂きました。
雰囲気のある源泉です。さすがにマグマだまりのある温泉で、活火山温泉に来ているんだと感じます。

泉質は塩泉なので鉄管内部にスケールが付着し、毎月高圧洗浄をしたり、6か月ごとにあげて中をドリルけ削り洗浄もするらしいのです、成分が無茶苦濃いですね。
/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///_f0112434_13553646.jpg小浜温泉では日本一長い足湯『ほっとふっと105』があり、随時海に温泉を流していて、温泉全体の70%は未利用なので他の温泉地が聞けば羨ましい限りですね。
ちなみに湯村温泉も足湯は垂れ流しで、川から湧いている湯も未使用です。

/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///_f0112434_1356545.jpg湯村温泉は湯がきの文化で、誰もが荒湯で自由に温泉につけられるのですが、ここはやっはり「蒸し釜」。
同じように湯気があがっていても湯村は温泉から、小浜は大地からと温泉を例えれば休火山の湯村温泉は女性的で、活火山の小浜温泉は男性的ですね。

/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///_f0112434_13573332.jpgペット用の足湯もあります。
/// 雲仙・小浜温泉を案内して頂きました ///_f0112434_13581378.jpg温泉を冷ます湯畑や時間の都合で入る事はできなかったのですが、海そのものが楽しめる海上露天風呂「波の湯茜」など次々に展開されています。
湯村温泉もますます頑張らなくっちゃ~。
by asanoyayu | 2011-03-09 14:04