11月6日は松葉蟹解禁日、本場湯村温泉では、連日解禁を楽しみにしていたお客様がお越しいただきオンシーズンに入ります。
湯村温泉のある浜坂港は松葉蟹の水揚げ日本一。
浜坂船籍の船はすべて、コンピューター制御と低温深海水浄化装置付の最新鋭の大型船のため、他港の船が出れない日でも、海域でも新鮮な松葉蟹をとることが出来、水揚げ後、すぐに低温深海水浄化装置付水槽に入れます。
蟹は水揚げすると水圧の変化で泥を吐くため、この装置があれば鮮度を保つことが出来ます。他港の船は装置が付いてない船も多く、漁場が近くても蟹の鮮度に差が出てきます。
松葉蟹も美味いが、今しか食べれないせこ蟹がお勧めです。浜坂のスーパーでは、生きたままの泡を噴いてるせこ蟹が売られています。
せこ蟹は松葉蟹のメスで、オスの松葉蟹に比べて解禁期間が約2ヶ月間も期間が短いのです。(松葉蟹11/6~3/20の136日間、セコガニ11/6~1/10の66日間)
雄の松葉蟹に比べると3分の1ぐらいの体なのですが、今の時期、オレンジ色の内子、紅色の外子を持ち、かに味噌(内臓)、蟹身と4つの味が楽しめます。しかも値段は10分の1ぐらい。
生きたまま湯がくのですが、我が家の茹で時間は10分。塩分濃度は海水より少し薄い程度。これが最高です。
このせこ蟹を使って、贅沢にも
朝野家館主オリジナル『せこ蟹の天津飯』作り方を紹介します。
==朝野家館主の究極の天津飯のはじまりはじまり==まず、湯がいたせこ蟹を2杯を準備します。
天津飯作りには段取りが必要です。
1.ふんどし(蟹の腹)を開けて、外子は筋を取りバラバラにします。(あずき色の成熟卵の方がやりやすい)
2.蟹の面をはぐり、中の味噌・オレンジ色の内子を取りだします。めちゃくちゃ美味しそぉ~でしょう。
3.小さいために少し取りにくいですが、足・胴の身を全部出します。
4.触感を出すために、ご飯に1の外子を混ぜます。
5.卵3個を割って、3の蟹の身を入れて混ぜて、フライパンでかき混ぜながらふぁ~と仕上げます。
6.出来たら皿に盛った外子入りのご飯の上にのせて・・・。
7.中華だしに砂糖・酢・醤油・酒・オイスターソース・塩を入れて、甘酢あんを作り、その中に2の味噌・内子を入れます。
さらに水溶き片栗粉を入れてとろみをつけて、餡の完成。
8.6の上にかければ、『朝野家館主 究極のせこ蟹天津飯』のできあがりでぇ~す。
せこ蟹自体が非常に繊細な味なのですが、ご飯の中の外子がプチプチ、玉子はふあぁ~と、甘酢あんには蟹噌味と内子が混然一体となって、うまぁ~~い!!。
せこ蟹が丸々2匹も入った究極の天津飯。
星★★★3ついただきましたぁ~。
簡単ですから、今の内に作って召し上がって下さい。