朝野家スタッフのblog

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/// 放送大学 ジオ部 湯村温泉で「温度差発電」の実験 ///

f0112434_2248920.jpg日本海新聞 2011年12月16日記事
荒湯の温泉と冷水の温度差で電気が生まれ、回転するプロペラを見守る学生ら

15日、放送大学鳥取センターの学生さんが、 朝野家にお越しいただきました。

湯村温泉の荒湯で「温度差発電」を体験され、朝野家での温泉熱利用状況を実体験されるためです。朝野家では30年前から温泉熱を利用して冷暖房に利用しています。

温泉を熱交換装置で、温泉の温度だけを取り込み、暖房の場合はその温水を館内全部にまわして、フィン付のパイプにファンで風をあてると、熱風になります。冷房は温水で暖めた沸点の低い溶媒を気化し気化熱で周りを冷やす吸収式冷房機を使うのです。

今回はその装置と湯村温泉の温泉体験で入浴も計画されました。
湯村の泉質はナトリウム-炭酸塩泉・塩化物・硫酸塩泉なので、重曹泉で汚れを落としつるつるにします、塩化物で保温ぽかぽか、硫酸泉の保水でプルプルにします。あがり湯しなくてもいい温泉なんです。メタケイ酸も200mgあり、美肌の湯ですよ。

=== 湯村温泉で「温度差発電」 鳥取の学生が実験 ===
f0112434_22504256.jpg山陰海岸ジオパークで野外学習に取り組む放送大学鳥取学習センター(鳥取市富安2丁目)の学生が15日、湯村温泉(兵庫県新温泉町湯)で源泉と冷水の温度差を電力に変換する「温度差発電」の実験を行った。
実験装置のプロペラが見事に回転して電気の発生を示し、同センターの西田良平所長(69)は「実用化できればジオの大きな目玉になる」と地域振興に期待を寄せていた。

f0112434_22513169.jpg実験は、ジオパーク活動に関心を持つ同センターの学生でつくるクラブ「ジオ部」の野外学習の一環。
山陰海岸ジオパーク推進協議会の学術顧問も務める西田所長と学生11人が参加した。

f0112434_225273.jpg装置は西田所長と同部の坂本明さん(68)が制作。
縦15センチ、横12センチ、高さ10センチの小型の水槽を2台並べた間に「ペルチェ素子」と呼ばれる半導体を挟んでおり、同温泉の源泉「荒湯」の湯と冷水を各水槽に注ぐと、温度差で電気が発生する「ゼーベック効果」でモーターに取り付けたプロペラが回転した。

荒湯からは98度の高温泉が毎分470リットル湧き出し、日本一の高熱温泉として知られている。
再生可能エネルギーの利用を推める兵庫県は来年度から同温泉で地熱発電の事業化に向けた調査を行う。

西田所長は「今は試験段階で少量の電力しか取れないが、環境を壊さないジオエネルギーの活路を開くことにつながる。本格的な活用には産官学の連携による技術革新が欠かせない」と話していた。
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来年度には兵庫県の温泉熱発電の調査費も知事が明言されました。
f0112434_22531257.jpg湯村温泉はエコで、CO2を発生しない代替エネルギーの発電所を持っているジオエリアです。
「荒湯」など温泉全体の1日の総エネルギー量は、電気エネルギーに換算すると、約377.4Mwh(メガワットアワー) となるそうです。

つまり15,700キロワットを供給する発電所に相当するジオエネルギーが荒湯を通じて、地下から供給されています。しかも、石油を使用せず、CO2を排出しないクリーンなエコエネルギーなのです。
by asanoyayu | 2011-12-17 00:01 | 温泉力