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/// 第39回 FIFI賞「ル・マル」 ///2012.2.1放送分

/// 第39回 FIFI賞「ル・マル」 ///2012.2.1放送分_f0112434_14544639.jpg香りの世界に、香水のアカデミー賞といわれている賞があることをご存じですか?
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

アメリカのフレグランス協会が、その年の最も優れた香水や、香水産業に貢献した人物を表彰する、FIFI賞(フィフィ賞)です。

昨年、第39回を迎えたFIFI賞では、イッセイ・ミヤケの女性用フレグランス「ロードゥ・イッセイ」が、栄えある殿堂入りを果たしました。

「水」をイメージしたこの香水は、1992年に発表されて以来、世界中の女性たちに愛され続けています。水こそが最高のインスピレーションの源であると感じていた、ファッションデザイナーの三宅一生(みやけ・いっせい)さんの想いが生んだ革新的な香り。

水や空気のような透明感のある、みずみずしい香りを意味する「オゾンノート」という、新しい香水のジャンルを確立させたともいわれています。

同じく、昨年のFIFI賞男性用フレグランス部門で殿堂入りを果たしたのは、ジャン・ポール・ゴルチエの「ル・マル」。こちらは、フランス語で「男」というその名の通り、強さと優しさを併せ持つ、スパイスの効いた香りです。

世界をうっとりさせた、香水の名品。皆さんも、香水選びの参考にしてはいかがでしょう。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2012-02-01 00:01 | 朝野家・香りの散歩道