朝野家スタッフのblog

ブログトップ | ログイン

/// 芸術の源になった富士山 朝野家・香りの散歩道2012.2.29放送分 ///

f0112434_20331516.jpg今年は、世界遺産条約・採択40周年です。
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

1972年にユネスコが、人類共通の宝を守り伝えるために、世界遺産条約を採択してから40年目を迎えました。この節目の年に、世界遺産の意義や課題を見直そうという動きも起こっています。

世界遺産条約が誕生したきっかけは、エジプトのナイル川で開発計画が持ち上がったことでした。このままでは、貴重な古代遺跡がダムの底に沈んでしまう。なんとか守れないもの・・・と、国を超えて保護活動に力を合わせる条約が生まれたのです。

そして、今年。ついに「富士山」が、世界遺産に推薦されることになりました。

日本の政府が提出した推薦書をもとに、専門家が現地調査を行い、来年の夏、世界遺産に登録されるかどうかが決まるそうです。推薦理由には、山としての美しさ、自然の豊かさはもちろんですが、さまざまな芸術の源になった文化的な価値もあげられているとか。

なかでも、富士山をモチーフにした葛飾北斎(かつしか・ほくさい)の浮世絵「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」は、世界的に高く評価されています。

迫力ある波のあいだから富士山が見える、「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」に心をうばわれた、オランダの画家・ゴッホ。フランスの作曲家・ドビュッシーも、この浮世絵から発想を得て交響詩「海」を生み出したといわれています。

芸術の源になった富士山が、人類共通の宝になる日が待ち遠しいですね。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2012-02-29 00:01 | 朝野家・香りの散歩道