朝野家スタッフのblog

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/// 雑草の呼び名事典 2012.4.25放送分 ///

f0112434_10451430.jpg花壇の花が、色とりどりにほほえむ春は、街を歩いていても心が浮き立ちますね。
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

ところで、花壇の花の名前は知っていても、道ばたに咲く草花の名前はよく知らない・・・という方は多いのではないでしょうか。春になると、いつもの散歩道で見かける黄色い花も、名前がわかればもっと親しみがわくでしょう。

自然写真家の亀田龍吉(かめだ・りゅうきち)さんが写真と文章を手がけた「雑草の呼び名事典」は、雑草と呼ばれている草花にも、ちゃんと名前があることを教えてくれる本です。

亀田さんは、この本のあとがきに「雑草という言葉は、ほんとうはあまり好きではありません」と書いています。その言葉には、人間にとって役に立たないものという匂いがあるからでしょう。

けれど、日本人は昔から足もとの小さな草にまで目を向け、薬や食用にしたり、花や葉っぱの美しさを愛してきました。そのことを忘れないでほしい・・・という亀田さんの思いが、ページをめくるたびにやさしく伝わってきます。

この本を見ると、散歩道で出会うタンポポのような黄色い花は、ハルノノゲシかもしれません。花は小さいけれど、タンポポと同じキク科の植物で、花が終わると綿毛になって風がタネを飛ばすのもタンポポと同じ。今度見かけたら、足を止めて、ハルノノゲシかどうか確かめてみようと思います。

亀田龍吉さんの「雑草の呼び名事典」。お天気のいい日、この本を持って散歩に出かけてみませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2012-04-25 00:01 | 朝野家・香りの散歩道