朝野家スタッフのblog

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/// きれいな花火ばかりつくっていたら 2012.7.4放送分 ///

f0112434_12234116.jpg夜空をキャンバスにして、色とりどりの花を咲かせる、日本の夏の風物詩。
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

今年も皆さん、地元の花火大会を楽しみにしていらっしゃることでしょう。

「裸の大将」と呼ばれた放浪の天才画家、山下清(やました・きよし)も、花火が大好きだったそうです。色紙を小さくちぎって画用紙に貼りける緻密な貼り絵で、花火大会を題材にした作品を数多く遺しました。

その代表作といわれているのが、新潟県を流れる信濃川の河川敷で見た、長岡(ながおか)の花火大会を描いた作品です。河川敷を埋めつくす人々。夜空に咲いた大輪の花火・・・。

その場の空気や歓声まで伝わってくるようなこの作品は、実際に花火を見た一年後に制作されています。人並みはずれた記憶力の持ち主だった山下清は、旅先で見た風景を忠実に再現することができたのだとか。大好きな花火ですから、なおさらしっかりと心に焼き付けたのでしょうね。

そして、花火についてこんな言葉を遺しています。
「みんなが爆弾なんかつくらないで きれいな花火ばかりつくっていたら きっと戦争なんて 起きなかったんだな」。

今年の花火大会も、日本中にたくさんの笑顔が咲くといいですね。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2012-07-04 10:28 | 朝野家・香りの散歩道