朝野家スタッフのblog

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/// 鳥取・用瀬の流しびな /// 2013.2.27放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

如月から弥生の月へと、暦は変わろうとしています。
女の子の笑顔が咲く桃の節句、ひな祭りも、もうすぐ。けれど、山陰では昔ながらの暦で祝う地方が多いようですね。

流しびなで有名な鳥取県の用瀬(もちがせ)でも、毎年旧暦の三月三日にひな流しが行われています。
今年は四月十二日の金曜日。もう少し先になりますが、毎年この日を楽しみに待っている方も多いことでしょう。

晴れ着を着た女の子たちが、わらで編んだ円い桟俵(さんだわら)に、紙のおひなさまをのせ、桃の小枝やひし餅を添えて、千代川(せんだいがわ)に流す伝統の行事。

流れてゆくおひなさまを見送りながら、今年も元気に、笑顔で過ごせますように・・・と、かわいい手を合わせる姿がほほえましくて、見ている大人たちの顔もほころんできます。

身についた災いを紙の人形(ひとがた)に託して川や海に流す、流しびなのルーツともいえるこの風習は、平安時代までさかのぼるとか。時代とともにカタチを変えながら、今も受け継がれている人々の願いは、これからも大切にしていきたいですね。

用瀬の千代川で行われるひな流しは、地元の人だけでなく、観光で訪れた人も流しびなを買い求めれば、願いをこめて流すことができます。

桃の花がほころぶ、春本番の四月十二日。皆さんも、季節に寄り添う昔の暦で、ひな祭りを祝いませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2013-02-27 00:01 | 朝野家・香りの散歩道