(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)
イギリスの「チェルシー・フラワーショー」が、今年100周年を迎えます。
毎年5月に、ロンドン南西部のチェルシー地区で開催されているこのショーは、ヨーロッパで最も美しいガーデニングの祭典といわれています。
100周年というメモリアルイヤーの今年はさらに、世界中のガーデナーや園芸愛好家の期待が高まっているとか。日本からもたくさんの人が訪れるようですが、どんな華やかなショーを見せてくれるのか、今からワクワクされていることでしょう。
ところで、イギリスには「グリーンマン」と呼ばれる緑の精霊がすんでいる・・・という伝説があるのをご存じですか?グリーンマンは、草や木のいのちを育む精霊です。木の幹のような胴体に、根っこのような足、腕には緑の葉っぱが繁っていて、その姿は普通の木と見分けがつきません。
それでも、グリーンマンを見つけることができる人と、そうでない人がいるそうです。森で遊んだり、庭の手入れをするのが好きな人は、グリーンマンの気配を感じることができるのかもしれませんね。
緑の精霊・グリーンマンのいる国イギリスで、5月21日から5日間にわたって繰り広げられるガーデニングの祭典「チェルシー・フラワーショー」。
100周年を祝って、グリーンマンもきっとチカラを貸してくれることでしょう。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
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