朝野家スタッフのblog

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/// ハンサムウーマンのお菓子 2013.5.22 ///

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

会津藩の武士の家に生まれ、明治のハンサムウーマンと呼ばれた新島八重(にいじま・やえ)。今年は大河ドラマの主人公にもなり、そのハンサムな生き方に心ひかれる女性たちが増えているようですね。

アメリカ帰りの教育者、新島襄(にいじま・じょう)と結婚した八重は、京都に構えた和洋折衷の邸宅で、時代の先端を行く生活スタイルを実践しました。

当時は珍しかった洋風のキッチンで、ジンジャーブレッドやワッフルなどの洋菓子も手づくりしていたとか。八重が使っていた鉄製のワッフル・ベーカーも残されていて、ワッフルを焼く甘い香りまで想像させてくれます。

というのも、夫の襄は甘いものが大好きで、八重がつくる洋菓子を楽しみにしていたそうです。なかでも、お気に入りだったのが、しょうがの香りがするほんのり甘いジンジャーブレッド。このお菓子にまつわる、二人のほほえましいエピソードも残されています。

ある日、八重は来客のために焼いたジンジャーブレッドを、鍵のついた戸棚に隠しておきました。襄に見つかったら、食べられてしまうと思ったからです。ところが、襄は八重の留守中にその戸を無理やりこじ開け、お菓子を全部食べてしまいました。

八重はしかたなく、もう一度ジンジャーブレッドを焼いたそうです。

西洋の暮らしに慣れ親しんだ新島襄を、それほどまで虜にした八重のお菓子はどんな味だったのか・・・想像しただけでワクワクしませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2013-05-22 00:02 | 朝野家・香りの散歩道