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/// 夏の主役に香味野菜 /// 朝野家・香りの散歩道2013.6.12放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

青じそやみょうが、ねぎ、しょうがなど。薬味に使う香りの強い野菜のことを、香味(こうみ)野菜といいます。暑さや湿気で食欲がなくなりがちな季節は特に、ピリッと香味の効いた料理が恋しくなりますね。

食べることが大好きで、料理上手で知られた作家の向田邦子(むこうだ・くにこ)さんは、香味野菜をいつも冷蔵庫に欠かさなかったそうです。しかも、添え物にするだけでなく、香味野菜を主役にしたおかずを、見事な包丁さばきであっという間に作っていたとか。

根三つ葉のきんぴら、焼きねぎ、みょうがと焼きなすのみそ汁・・・想像しただけでも、いい香りがしてきそうですね。

また、大のごはん党だったという向田さんは、香味野菜を使ったオリジナルのごはん料理も得意でした。お酒と塩を加えたごはんを炊いて、せん切りのしその葉を混ぜ込んだ青じそごはんや、たっぷりのクレソンを細かく刻んで入れたクレソンチャーハンなど。

白いごはんに緑が映えて、香りだけでなく見た目でも食欲をそそられそうです。

具が香味野菜一種類だけというシンプルさも、潔くていいですね。キッチンに立つときはいつも、コットンのスカーフで髪をきっちりまとめ、手早く、気取らず、いつものおかずで来客をもてなしたという、向田さんらしい手料理ではないでしょうか。

この夏は皆さんも、香味野菜を主役にした料理を工夫してみませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2013-06-12 00:02 | 朝野家・香りの散歩道