(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)
今年も、チョコレートの甘い香りで恋心や感謝の気持ちを伝える季節がやってきましたね。「たとえ義理チョコでもうれしい」という男性は多いようですが・・・大人のバレンタインデーは、義理のふりした本気もあるとか。
素直に告白できない女心を、察することができる男性にだけ、恋のキューピットはほほえむのかもしれません。義理のふりした本気なのか。やっぱり義理は義理なのか。見極めるのはなかなか難しそうですが、チョコレートを受け取ったら、そんなときめきを楽しんでみませんか。
最近は、バレンタインデーに限らず、冬季限定のチョコレートがたくさん出回っていますね。冬は室温でも溶けにくく、デリケートな味と香りを保てることがその理由でしょう。
では、チョコレートがなぜ溶けるのかご存じですか?
恋心という情熱によって溶けるのです・・・と言いたいところですが、原因は原料のカカオにあります。
カカオをペースト状にしたものには植物油脂が含まれていて、この油分がおよそ28度で溶けはじめるのだとか。28度といえば、夏のエアコンの省エネ推奨温度と同じですが、冬は推奨温度が20度ですから、愛情たっぷりのバレンタインチョコでも室温で溶ける心配はほとんどありません。
さて、2月14日のバレンタインデーには、どんなチョコレートが、どんな恋のドラマを届けてくれるのでしょうか。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
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