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/// 今年もお会いできてうれしいです /// 朝野家・香りの散歩道2014.2.26放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

もうすぐ「ひな祭り」ですね。
ひな人形を飾るときの華やいだ気分は、いくつになっても変わりません。一年ぶりに箱を開けると、しまうときに入れた天然樟脳の香りが漂ってきて・・・。お顔も着物もきれいなまま、新しい春を迎えたひな人形を見ると、「今年もお会いできてうれしいです」と、思わずほほえみかけたくなりませんか。

大切なひな人形を守ってくれた天然樟脳は、クスノキが原料の防虫剤です。
樟脳の匂いは苦手な方も多いようですが、天然樟脳は化学合成品を一切使わず、クスノキの成分だけで作られていて、ハーブ系のさわやかな香りがします。

揮発性が高いので、ひな人形や着物も、箱や箪笥から出して風通しの良い場所で空気にさらしておけば、香りはほとんど気にならなくなるでしょう。

クスノキで作る天然樟脳の歴史は古く、麻や絹などの衣類を虫から守ってきました。
16世紀の半ば、織田信長(おだ・のぶなが)の時代にはすでに、日本で製造した天然樟脳を海外にも輸出していたそうです。

江戸時代になると、金銀や生糸と並ぶ重要な輸出品になったそうですが、現在、国内産の天然樟脳は貴重なものになりました。それでも、伝統的な製法を受け継いで、天然樟脳は作られ続けています。

虫がつくのが心配なひな人形をしまうときには、皆さんも天然樟脳を使ってみませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2014-02-26 00:03 | 朝野家・香りの散歩道