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/// 最高時速の210キロのコーヒーの香り ///2014.10.29放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

東海道新幹線が開業して50年。「夢の超特急」と呼ばれた世界最速の列車は、日本の旅を大きく変えました。

開業当時、新幹線の「ひかり号」は、東京・新大阪間を4時間で運行し、列車内にはコーヒーを飲んだり軽い食事ができるビュッフェもありました。

壁には速度表示計が設置され、最高時速の210キロメートルをいつ出すのか、その瞬間を見ようとビュッフェに詰めかけていた人も多かったとか。コーヒーの香りが漂うなか、みんなワクワクしながら速度表示計を眺めていたのでしょうね。

1975年には、山陽新幹線が博多までつながり、東京・博多間を7時間かけて運行していました。長時間の旅になるため、食事がきちんとできる場所を用意しようと、ビュッフェだけでなく本格的な食堂車も誕生しました。

カレーライスやハンバーグ、スパゲティ、お子さまランチのようなメニューもあり、新幹線で食事をするのは子どもたちの憧れのまとに。最盛期の厨房は、息つく間もないほどの忙しさだったそうです。

その後、高速化によって乗車時間が短縮されたこともあり、食堂車の利用者は徐々に減っていき、2000年には姿を消してしまいました。今では、駅弁やワゴンサービスが充実して、快適な新幹線の座席で気軽に食事を楽しむ人が増えていますね。

半世紀を走りぬけてきた夢の超特急は、今日もおいしい笑顔をのせて走っていることでしょう。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2014-10-29 10:16 | 朝野家・香りの散歩道