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///見知らぬ土地の香り/// 2014.11.12放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

秋の行楽シーズンに続いて、そろそろ年末年始の旅の計画を・・・と、地図を広げながら楽しみしている方もいらっしゃるでしょう。

海外旅行も、今ではあたり前のように選択肢の一つになっていますが、観光を目的としてパスポートが取得できるようになったのは、1964年の4月1日。今から50年前のことです。

それ以前は、仕事や留学、移住などの目的でなければ、パスポートは発行されませんでした。日本人が世界を自由に飛びまわるようになって、まだ半世紀しか経っていないのですね。

海外旅行が自由化された当時、旅行会社はさまざまなパッケージツアーを売り出しました。たとえば、自由化直後に出発したハワイ7泊9日のツアー費用は、36万4000円。これは国家公務員の初任給の19倍にあたる金額で、現在の物価に換算すると400万円くらいになる高額なツアーでした。

それでも、自由化を待っていた人たちは「一生に一度は海外旅行をしてみたい」とツアーに参加し、おしゃれをして出かけたそうです。

空港には見送りの人たちが大勢集まり、旅立つ人は笑顔で手を振りながら飛行機に乗り込みました。ちなみに、海外土産の定番は洋酒や香水。舶来の香りがするものが人気だったのですね。

それから50年、子どもたちも修学旅行で海外に出かける時代になりました。見知らぬ土地の香りにふれる機会を、これからも大切にしたいですね。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2014-11-12 07:59 | 朝野家・香りの散歩道