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/// 守られてきた田君川の梅花藻 ///朝野家・香りの散歩道2015.6.24放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

雨の季節は水の季節。水のある風景は、私たちの五感を潤してくれますね。

水面(みなも)に広がる雨の波紋。里山を流れるせせらぎの音。両手ですくって飲みたくなる、清らかな湧き水・・・。そして、水に香りがあるとしたら、皆さんはどんな香りを思い浮かべますか。

以前、ある化粧品メーカーが「水」をテーマにした香水を創りました。その中には「梅花藻(バイカモ)」の花の香りをイメージした香水もあったそうです。

バイカモの「バイカ」は梅の花、「モ」は水中に生える草のこと。その名の通り、梅花藻は清らかな水の中でしか育たないキンポウゲ科の水草(みずくさ)で、初夏になると小さな白い花を咲かせます。その花が梅の花に似ていることから、梅花藻と呼ばれるようになったとか。

水に咲く梅の花・・・皆さんはご覧になったことがありますか。

兵庫県の新温泉町を流れる田君川(たきみがわ)には、5月から8月にかけて梅花藻が水面を覆いつくように咲き誇ります。水の中でゆらゆら揺れる緑の葉と、清楚な白い花。その心洗われる風景は、かつて絶滅寸前だった梅花藻をふるさとの川によみがえらせた、地元の人々によって守られてきました。

この季節、田君川にはたくさん人が訪れます。梅花藻の咲く川が、いつまでも清らかであるように、この風景を大切にしていきたいですね。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2015-06-24 07:15 | 朝野家・香りの散歩道