6/26日に見つけた庭のモリアオガエルの泡卵は、雨に濡れながら何とか枝にへばり付いていました。
兵庫県では淡路島を除く全域で見ることができるモリアオガエルは、名前の通り森に住むカエルで、日本海側では森が多く冷涼な場所に住むと言われます。
卵は集団で泡状で水たまりや池に突き出ている枝先に産みますが、繁殖前に必ず一度池にドボンと飛び込んでから木に登って産卵を開始します。これは卵塊を作るときに大量の水分が必要なため、池に飛び込んで水を摂取し、それを産卵時に尿として排泄するのではないかと言われています。
そろそろおたまじゃくしが泡から出て見えるかな?と思っていたら、風船が萎む様に泡がかなり減って、滴るように細くなっています。
下の水壺を見ると泡の波紋が出来ています。お母さん蛙が生んだ枝の位置だと石の上に落ちていたかもしれません。水壺を移動したので、ほぼど真ん中のストライクです。
もう、孵っています。水壺にはたくさんのおたまじゃくしがいます。本当に自然って凄いですね。湯村はまだまだ自然いっぱいの温泉地です。