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/// 陸蒸気(おかじょうき) ///朝野家・香りの散歩道2015.10.14放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

今日、10月14日は「鉄道の日」です。

明治5年9月12日、新暦に直すと10月14日に新橋駅から横浜駅を結ぶ日本初の鉄道が開業しました。明治時代に作られた鉄道唱歌の一番に「汽笛一声新橋をはや我(わが)汽車は離れたり」という歌詞があるように、当時の鉄道は蒸気機関車。汽笛を鳴らし、石炭の煙をモクモクとはきながら走っていました。

平均時速は32キロメートルで、新橋・横浜間をおよそ50分で結ぶ、最も速い乗り物だったそうです。海をゆく蒸気船に対して、陸を蒸気で走る蒸気機関車は「陸蒸気(おかじょうき)」とも呼ばれていたとか。明治の人々にとっては、それほど大きくて力強い乗り物だったのでしょう。

その後、蒸気機関車は1960年代まで表舞台を颯爽と走っていました。かつて蒸気機関車に乗ったことがある方は、シュッシュッポッポという蒸気の音や、煙の匂いを懐かしく思い出されるのではないでしょうか。

定期列車としては姿を消してしまいましたが、臨時列車として今も現役で走っている蒸気機関車は日本各地にあります。

中国地方では、新山口駅と津和野駅の間を走る「SLやまぐち号」が有名ですね。その優美な姿から「走る貴婦人」と呼ばれ、日本各地の路線でSLが復活する先駆けとなった蒸気機関車でもあります。

近年は産業遺産としての価値も見直されている蒸気機関車に乗って、文明開化の匂いをかいでみませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2015-10-14 07:39 | 朝野家・香りの散歩道