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/// 鬼の嫌う香り「柊鰯」 /// 2016.2.3放送分 

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

今日は「節分」ですね。立春の前日、季節が冬から春へと変わる節目の日です。

邪気や災いを「鬼」にたとえて、豆をまいて追い払う。「鬼は外、福は内」という元気な声が、あちこちで聞かれることでしょう。

鬼を退散させるためには、匂いも威力を発揮するようで、豆まきの豆を炒る匂いや、柊鰯(ひいらぎいわし)の匂いは、その代表格です。柊鰯は、柊の小枝に焼いた鰯の頭を刺したもので、それを門口に飾っておくと、鬼が近づけないといわれています。

苦手な匂いの前で立ち往生してしまうとは、鬼は意外にデリケートなのですね。

ヨーロッパでも、魔除けには昔から匂いが使われてきたようです。ドラキュラの弱点という言い伝えでおなじみのニンンクも、その一つです。古代ギリシャでは、赤ちゃんを産むときにも、魔除けとしてニンニクを飾ったといわれています。

また、夜に旅立つときには、ニンニクを食べて出かける習慣もあったとか。ニンニクの匂いが続く間は、悪霊が寄り付かないと考えられていたからだそうです。

古今東西、匂いのチカラは強力な厄除けになると期待されてきたのですね。

どうか今年も、元気な豆まきと匂いで、災いの鬼が退散してくれますように。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2016-02-03 13:49 | 朝野家・香りの散歩道