朝野家スタッフのblog

ブログトップ | ログイン

/// 雛の国見せ ///2016.3.2日放送分

f0112434_15322478.jpg

(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

明日、三月三日は「桃の節句」ですね。鳥取県の用瀬に伝わる流し雛のように、山陰では旧暦で祝う地域が多いようです。それは、江戸時代に流行したという「雛の国見せ(ひなのくにみせ)」にも、ふさわしい季節かもしれません。

「雛の国見せ」とは、部屋に飾られている雛人形を野山や河原、海辺などに連れ出して、春の景色を見せてあげるという、なんともほほえましい風習です。お雛さまと一緒にピクニック気分で祝う野外の雛祭りは、想像しただけでもワクワクしませんか。

この「雛の国見せ」の風習から生まれたのではないか、と云われている可愛いお菓子もあります。持ち運びが簡単にできる雛祭りのお菓子といえば・・・そう、雛あられです。

一説によると、三色の餅を重ねたおめでたい菱餅を、野外でも食べられるようにと砕いて作ったのが、雛あられのはじまりだとか。菱餅と同じ、赤、白、緑の色合いにはそれぞれ意味があり、赤は生命力あふれる桃の花、白は雪の大地、緑は木々の芽吹きを表しているそうです。

早春の香りがする景色を眺めながら、春色のお菓子をいただく雛祭り。

お天気がいい日にはみなさんも、平成版の「雛の国見せ」を、楽しんでみませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2016-03-02 07:31 | 朝野家・香りの散歩道