朝野家スタッフのblog

ブログトップ | ログイン

/// 五味五色五法 ///2016.3.23放送分

f0112434_16581897.jpg
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

「花より団子」ではありませんが、お寺の桜を観て精進料理をいただくというお花見プランが、各地で人気を集めているようですね。

野菜や豆、海藻など、植物性の食材だけで作られる精進料理は、若い女性や欧米からの観光客にも、「おいしくてカラダに良さそう」と好評だとか。近頃は、精進料理を教わりたいと、料理教室の門をたたく人も増えているそうです。

精進料理には、「五味五色五法(ごみごしきごほう)」でもてなすという基本があります。「五法」とは、生のまま切る、煮る、焼く、揚げる、蒸す、という五つの調理方法のこと。

五つの味(あじ)「五味」は、甘味、塩味、酸味、辛味、苦味のことで、五つの色(いろ)「五色」は、白、黒、赤、黄、緑といった料理の色をあらわしています。食材の色だけでなく、お膳の色合いや清潔さなども、色という言葉には込められているとか。

この「五味五色五法」をふまえていれば、栄養面も含めてバランスの良い献立になりそうですね。これは、私たちが日頃いただく日本料理の基礎でもあります。

そして、何より大切なのが、食材を無駄なくていねいに扱い、食べる相手を思いやって味付けをすること。細かいレシピを覚えるよりも、日ごとに変わる食材の味や食べる相手の体調などに合わせて、味付けを工夫できるようになれば一人前ということでしょうか。

こうした精進料理の心得は、家庭料理にも生かせるといいですね。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2016-03-23 07:56 | 朝野家・香りの散歩道