朝野家スタッフのblog

ブログトップ | ログイン

/// 懐かしいお菓子「からから煎餅」をいただきました ///

f0112434_1656614.jpg
今日も顧客様からお菓子のお土産を頂きました。旅館という商売は有難いもので、お金を頂きながら「ありがとう」といっていただける商売、しかもお土産まで頂けるんです。

昔は、朝野家の近くリフレッシュパークの下に畜産連合会の湯村家畜市場があり、11月から2月まで但馬牛の「せり市」が開かれ、大変賑わっていました。但馬の農家は玄関の横に牛子屋(家内)があり、家族と共に暮らしていました。冬になるとお父さんは酒造りに出稼ぎに出るため、牛の世話は子供たちの仕事になります。

春になると生まれた子牛は学校に行く前に野に放し、学校から帰ってくると家まで連れて帰るのも子供の仕事。兄弟の様に1~2年一緒に家で育ちます。「うし市」が始まると育てた子牛との別れが始まるのです。

東北や九州他、全国の博労(ばくろう)さんは、旅館に2カ月も泊り但馬牛を競り落としていきます。湯村の旅館は博労宿として賑わっていたのです。博労さん以外の常連さんからも「ぼん、お土産やぞぉ~」と全国の銘菓をよく頂きました。田舎にいながら各地の名菓が食べれるのは、とても楽しみでしたね~。

f0112434_16574176.jpg
今日、久々に山形の懐かしいお土産「からから煎餅」を頂きました。袋を破ると懐かしい香りがします。

f0112434_1658245.jpg
「からから煎餅」は丸い煎餅を三角に折って、中に小さな民芸品が入っています。昔は直接おもちゃが入っていた記憶があるのですが、衛生面で和紙にくるむようになったんですね。

子供のころは、煎餅より中に入っているものが何か知りたくて、一瞬のうちに割ってしまったことがあります。グリコを知る前に「からから煎餅」のおもちゃ入りを知ってしまってました。

f0112434_16582252.jpg
中から和紙に包まれた「はりせん」が出てきました。

f0112434_16584828.jpg
2つ目の民芸品はかんざし。

f0112434_1659657.jpg

煎餅は口の中で、サクサク、黒砂糖の香りと子供のころの映像が浮かんできました。
3つ目はサイコロ。このお菓子はやっぱり楽しいですね。

AKB48の歌で有名な「フォーチュンクッキー」は、おみくじの入った煎餅で、昔、新年の祝いに神社で配られていた辻占煎餅が始まり。江戸時代から宴席や酒席のおつまみの一つとして出されていました。海外では、1894年に開催された国際見本市で出し、戦前はアメリカの日系商店、戦後はチャイニーズレストランで広まっていったもの。

「フォーチュンクッキー」は日本が原点のお菓子、「おもてなし」の日本人の感性には驚かされます。
by asanoyayu | 2017-01-07 17:00 | 今日のおめざ・おばんざい