朝野家スタッフのblog

ブログトップ | ログイン

/// お初天神 ///朝野家・香りの散歩道2017.01.25放送分

f0112434_17103017.jpg
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

今日1月25日は「初天神」の日ですね。日本各地の天満宮で毎月25日に催される天神祭の中でも、初天神の賑わいは格別です。

明治・大正の時代には、大阪天満宮の周辺で、紅白の梅に見立てた小さな餅を枝につけた「天神花(てんじんばな)」が、雷よけの縁起物として売られていたそうです。

ご存じのように、天神様には梅がつきもの。のちに天神様と呼ばれるようになる菅原道真公が都落ちをしたとき、可愛がっていた庭の梅の花が主人(あるじ)を慕って飛んで来たという、飛梅の伝説は有名ですね。

菅原道真公は幼い頃から聡明で、文学や芸術に秀でていたことから「学問の神様」として崇められていますが、天神とは雷(かみなり)の神(かみ)、雷神(らいじん)のことだとか。一説によると、菅原道真公がこの世を去ったのち、落雷などの天変地異が多発したことから、いつしか人々が雷神と畏れ敬うようになり、災いを鎮めようと天神様を祀ったと云われています。

今も語り継がれるこうした伝説が、雷よけの縁起物である天神花の誕生にもつながったのでしょう。

皆さんも、どこかで梅の香りをかいだら、菅原道真公が都を離れる際に詠んだこの歌を思い出してみませんか。そして、すべての災いが鎮まり、願いごとが叶う春の訪れを、喜び合いたいですね。

『東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花
      あるじなしとて 春な忘れそ』


*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2017-01-25 17:14 | 朝野家・香りの散歩道