朝野家スタッフのblog

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/// 夢千代はどこへ行った? ///

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娘が温泉好きの歯医者さんから借りてきた本「温泉批評2014春夏号」の総力特集に懐かしい文字が躍っていた。少し昔の雑誌だったのですがUPします。

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昭和56年に放映された「夢千代日記」の話だ。夢千代日記はNHK人間模様シリーズで放映されたが、55年に湯村温泉をロケ地として撮影された。56年に「夢千代日記」5話、57年に「続夢千代日記」5話、59年に「新夢千代日記」10話が放映されて、60年に東映が映画化された物語です。今年、37年目を迎えています。

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また、60年には新橋演舞場で、三田佳子さんが初舞台を行い、名鉄劇場、歌舞伎座など数々舞台化されています。よく同業者の人から「いまだに夢千代日記か?いつまでもしがみ付いていないで・・・」と言われるのですが、夢千代日記の根底に流れているものを知れば、文芸作品だとわかってくれます。

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昭和の名女優・吉永小百合さんの代表作の一つ、しかし時代を超えて人々に訴えるのは、「人間関係」「体内被曝」の話。人は弱く一人では生きていけない。弱い者同士が・・・、欠けている人々が支えあって懸命に生きている。人類共通の心の繋がりと優しさ、人類最悪の発明品での被爆の2大テーマが作品になっています。

だから、毎年のように再放送されているのです。東北の原子力発電所震災時にも、すぐにテレビで放映されました。

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志賀直哉の「城の崎にて」は1917年(大正6年)はちょうど100年、尾崎紅葉の金色夜叉は1897年(明治30年)で120年、『100年経ったら文化なり』。

夢千代日記もあと63年、これからも捨てることなく、続けて磨きあげれば必ず文芸作品となります。
by asanoyayu | 2017-01-25 17:39 | 旅行・体験日記