朝野家スタッフのblog

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/// 香りが語りかける春 ///2017.03.01放送分

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 (墨絵:朝野家社長/朝野 泰昌)

春は沈丁花(じんちょうげ)、初夏は梔子(くちなし)、そして秋は金木犀(きんもくせい)。それぞれの季節に咲き誇る、この香り高い花たちは、「三香木(さんこうぼく)」と呼ばれています。

つまり、香りの良い花木のベストスリーというわけですね。沈丁花、梔子、金木犀。みなさんは、どの花の香りがお好きですか。

三香木はどれも、香りで新しい季節の訪れを知らせくれますが、なかでも春風に漂う沈丁花の香りは、心躍るようなみずみずしさがあります。たとえばいつもの散歩道で、花の姿は見えていなくても、「私はここに咲いていますよ」と、香りが語りかけてくるような気がしませんか。

それほどまでに香りが強く、はるか遠くまで届くことから、沈丁花には「千里香(せんりこう)」という別名もあります。

春の香りといえば、食卓にのぼる春野菜にも、香りの強いものがたくさんありますね。三つ葉、菜の花、ふきのとう・・・。昔から「春の皿には苦みを盛れ」といわれますが、春野菜のほろ苦い味と香りは、冬の寒さを生き抜いた生命力のあかし。それをいただく私たちのカラダも、しゃきっと目覚めるような気がします。

花の香りも、野菜の香りも、力強い三月。春の恵みを満喫しませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2017-03-01 08:48 | 朝野家・香りの散歩道