朝野家スタッフのblog

ブログトップ | ログイン

/// ラテン語で、最初の・・・ ///2017.04.19放送分

f0112434_22532691.jpg


(墨絵:朝野家社長朝野泰昌)

我が国は草も桜を咲きにけり

小林一茶が桜草(サクラソウ)を詠んだといわれる句です。春に桜のような花を咲かせることから、その名がついた桜草。樹木の桜を見上げる日々が過ぎると、足もとに桜草が咲いているのを見つけてうれしくなる・・・そんな日本人の桜好きを物語る一茶の句には、江戸の昔から変わることのない、春の喜びが伝わってくるような気がしませんか。

日本では、桜草の名をもらったこの草花には、プリムラという学名があります。ラテン語で「最初の」という意味の言葉が語源だそうで、春に先駆けて咲く花という意味が込められているのでしょうね。

そして、イギリスではプリムローズという名で親しまれています。実は、今日4月19日は、この花にちなんだ記念日「プリムローズ・デー」です。1881年のこの日、プリムローズをこよなく愛したイギリスの首相、ベンジャミン・ディズレーリがこの世を旅立ちました。

生前、彼を寵愛したといわれるヴィクトリア女王が、宮殿の庭に咲いたプリムローズをディズレーリによくプレゼントしていたことから、イギリスでは4月19日を「プリムローズ・デー」と呼ぶようになったそうです。


日本の桜草と、イギリスのプリムローズ。たとえ呼び名は違っても、春の香りを届けてくれる可憐な花は、時を超えてたくさんの人々に愛されています。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:5517:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。


by asanoyayu | 2017-04-19 07:48 | 朝野家・香りの散歩道