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/// 心ときめきするもの ///朝野家・香りの散歩道2017.09.13放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

来週の月曜日は「敬老の日」ですね。健やかにイキイキと年を重ねていくために、皆さんはどんなことを大切にしていますか。


たとえば、心がときめくようなものを思い描いてみてはいかがでしょう。想像するだけでうれしくなったり、期待に胸がふくらんだり。そんな何かがあれば、毎日イキイキと暮らせるような気がしませんか。

平安時代の女流作家・清少納言(せいしょうなごん)は、『枕草子』の「心ときめきするもの」というくだりに、こんなことを書き連ねています。

心ときめきするものは、雀の子を飼っているとき。幼い子どもを遊ばせている前を通りかかるとき。そして、香りのいいお香を焚いて、ひとりで横になっているときも、清少納言にとっては「心ときめきするもの」だそうです。

雀の子や幼い子どもなど、小さくてかわいらしいものに寄せる、清少納言の愛情がうかがえますね。

香りについては、頭を洗って、お化粧をして、お香を焚きしめた衣裳を身にまとうと、これといって会う人がいないときでも、心の内はなんとなく幸せだ・・・とも書いています。

『枕草子』は千年以上も前に書かれたものですが、「心ときめきするもの」は、現代に生きる私たちにも共感できるところがありそうですね。


髪の毛を洗って、お気に入りの香りを身につけたとき、小さな幸せを感じたら・・・千年前の人々と心が通じるような気がしませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:5517:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。http://www.asanoya.co.jp/

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。http://asanoyayu.exblog.jp/i19/




by asanoyayu | 2017-09-13 07:02 | 朝野家・香りの散歩道