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/// 明治・満150年西洋の香り ///2018.02.07放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

今年は、明治元年から満150年の年に当たります。

文明開化の名のもとに、西洋化の波が暮らしの中に押し寄せた時代がはじまってから、150年の歳月が流れたのですね。

明治時代の衣食住は、和装から洋装へ、和食から洋食へ、そして、新しい建物は洋館へ。すべてに西洋の洋の字がつけられ、日本の近代化=(イコール)西洋化だと多くの人が考えるようになりました。

そして、香りの世界にも文明開化はあったようです。ヨーロッパの香り文化である「香水」の輸入が盛んになり、フランス産の香水を身につけることが、最先端のおしゃれだったとか。それまでは、お香を詰めた匂い袋を着物にしのばせていた女性たちも、洋服を着て香水をつけたハンカチーフを持ち歩くようになったのです。

そう。当時の香水は、カラダに直接つけるのではなく、ハンカチーフなどにつけて、そこから立ちのぼる香りを楽しむのが、一般的だったそうです。とは言っても、明治時代の香水は舶来品で高嶺の花。流行に敏感で財力もある、限られた人だけが愛用していたようですが・・・文明開化は、香水という新たな香りの楽しみも、海の向こうから運んできてくれたのですね。

明治150年の今年、先人たちが暮らしに取り入れた西洋の香りに、思いを馳せてみませんか。

*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:5517:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。




by asanoyayu | 2018-02-07 07:00 | 朝野家・香りの散歩道