朝野家スタッフのblog

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/// 今日のおめざは京都・亀屋良長の「烏羽玉(うばだま)」です ///

/// 今日のおめざは京都・亀屋良長の「烏羽玉(うばだま)」です ///_f0112434_1882666.jpg京都の顧客様から、亀屋良長の「烏羽玉」をいただきました。今日のおめざです。

二百年前の創業以来の姿をのこしている「烏羽玉(うばだま)」は、漆黒の小さな球状銘菓です。

お茶花に用いられる桧扇(ひおうぎ)の実ぬばたまに似てるところから、転訛して「烏羽玉(うばだま)」の名が付けられた。
/// 今日のおめざは京都・亀屋良長の「烏羽玉(うばだま)」です ///_f0112434_1885880.jpg黒砂糖とこし餡を練り固め、寒天でくるんでケシ粒を振り掛けたもので、口に含むと、つるっとした感触の後に、黒砂糖のこくと香り、柔らかな甘さが広がり融けていきます。

今話題の大麻などで悪役になっているケシの実ですが、色々な和菓子のアクセントになっています。堺の名物のけし餅などは全体についているので、禁止されるとそのもの自体が食べれなくなりますね。発芽しないようにしたもののみ使用するようにすればいいですね。
/// 今日のおめざは京都・亀屋良長の「烏羽玉(うばだま)」です ///_f0112434_1893363.jpg子供のころから大好きなお菓子です。

似たような餡子玉の常用菓子の「松露」も好きなのですが、「烏羽玉」は特別ですね。

今にも通用するお菓子はシンプルで、材料も吟味されていますね。
by asanoyayu | 2008-12-08 01:01 | 美味彩宴