朝野家スタッフのblog

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/// 湯村温泉観光協会面白ポスター第10弾『吉田製畳』の撮影 ///

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吉田製畳は湯村温泉で唯一の畳屋さん。今回はご主人に落語家に扮して、謎かけをやって頂きます。

私の好きな桂枝雀さんのイメージで、絵コンテは画かせてもらいました。
「畳と掛けまして、落語家と解きます。」
「その心はオチつきます!」少し洒落て見ました。

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家から使えそうな仕付け糸の付いたままの大島、着物、羽織、角帯を準備しました。

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でも着せ方がわからず、森田呉服店親子に来て頂きお手伝いをして頂きました。締め紐を忘れて、急遽、朝野家の客室係の物を借りて、「まぁ~写らへんし、大丈夫やろ~!」

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着付けを終わり、座布団、金屏風を用意するとどこから見ても中堅の落語家の出来上がりです。襟元を直してもらいながら「はい!本番~ん、スタンバイお願いします。」

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「目線だけ、こっちに頂いて、いつもの様に畳を作りながら、畳の話をして下さい。下向かわないで、目線!目線!」

「えぇ~、針をこうやって畳に刺して、返す。下から刺して、ここでこうギュッ~と肘で糸を引っ張って決めて行きます。」

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はい!カット!!、終了です。さてどんな面白ポスターになるのか、楽しみですね~!
by asanoyayu | 2017-01-28 16:51 | 湯村温泉 You-murART

/// 夢千代はどこへ行った? ///

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娘が温泉好きの歯医者さんから借りてきた本「温泉批評2014春夏号」の総力特集に懐かしい文字が躍っていた。少し昔の雑誌だったのですがUPします。

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昭和56年に放映された「夢千代日記」の話だ。夢千代日記はNHK人間模様シリーズで放映されたが、55年に湯村温泉をロケ地として撮影された。56年に「夢千代日記」5話、57年に「続夢千代日記」5話、59年に「新夢千代日記」10話が放映されて、60年に東映が映画化された物語です。今年、37年目を迎えています。

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また、60年には新橋演舞場で、三田佳子さんが初舞台を行い、名鉄劇場、歌舞伎座など数々舞台化されています。よく同業者の人から「いまだに夢千代日記か?いつまでもしがみ付いていないで・・・」と言われるのですが、夢千代日記の根底に流れているものを知れば、文芸作品だとわかってくれます。

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昭和の名女優・吉永小百合さんの代表作の一つ、しかし時代を超えて人々に訴えるのは、「人間関係」「体内被曝」の話。人は弱く一人では生きていけない。弱い者同士が・・・、欠けている人々が支えあって懸命に生きている。人類共通の心の繋がりと優しさ、人類最悪の発明品での被爆の2大テーマが作品になっています。

だから、毎年のように再放送されているのです。東北の原子力発電所震災時にも、すぐにテレビで放映されました。

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志賀直哉の「城の崎にて」は1917年(大正6年)はちょうど100年、尾崎紅葉の金色夜叉は1897年(明治30年)で120年、『100年経ったら文化なり』。

夢千代日記もあと63年、これからも捨てることなく、続けて磨きあげれば必ず文芸作品となります。
by asanoyayu | 2017-01-25 17:39 | 旅行・体験日記

/// お初天神 ///朝野家・香りの散歩道2017.01.25放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

今日1月25日は「初天神」の日ですね。日本各地の天満宮で毎月25日に催される天神祭の中でも、初天神の賑わいは格別です。

明治・大正の時代には、大阪天満宮の周辺で、紅白の梅に見立てた小さな餅を枝につけた「天神花(てんじんばな)」が、雷よけの縁起物として売られていたそうです。

ご存じのように、天神様には梅がつきもの。のちに天神様と呼ばれるようになる菅原道真公が都落ちをしたとき、可愛がっていた庭の梅の花が主人(あるじ)を慕って飛んで来たという、飛梅の伝説は有名ですね。

菅原道真公は幼い頃から聡明で、文学や芸術に秀でていたことから「学問の神様」として崇められていますが、天神とは雷(かみなり)の神(かみ)、雷神(らいじん)のことだとか。一説によると、菅原道真公がこの世を去ったのち、落雷などの天変地異が多発したことから、いつしか人々が雷神と畏れ敬うようになり、災いを鎮めようと天神様を祀ったと云われています。

今も語り継がれるこうした伝説が、雷よけの縁起物である天神花の誕生にもつながったのでしょう。

皆さんも、どこかで梅の香りをかいだら、菅原道真公が都を離れる際に詠んだこの歌を思い出してみませんか。そして、すべての災いが鎮まり、願いごとが叶う春の訪れを、喜び合いたいですね。

『東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花
      あるじなしとて 春な忘れそ』


*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2017-01-25 17:14 | 朝野家・香りの散歩道

/// 今日のおめざ・朝野家館主の簡単レシピ『懐かしい関西風出汁巻』 ///

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女将が出張で、ふるさと納税の返礼品の冷凍食品のストックはあるけど解凍するまで時間がかかる。ならば仕方がないと冷蔵庫を覗くとたくさんの玉子が目に付いた。こんな時に手早く作れ美味しい朝野家館主『懐かしい関西風出汁巻』のわがままレシピです。

久々に作っただし巻き。子供が小さい時には、よく作った「パパの味」出汁多めの柔らかいだし巻き。たとえ子供が食べるものでも、昆布と鰹の合わせ出汁に薄口醤油と味醂で、巻きすでちゃんと巻いてました。

大人になった姉弟からのリクエスト。「久々に食べた!相変わらず美味しいね」がパパ料理人へのご馳走。実は簡単すぎてレシピとはいえない代物、一応は材料を細かく書いてますが、いつものようにかなり目分量で作って行きます。

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===材 料(4人前)===

 生卵            10個
 昆布だしの素(合わ出汁の素)  1袋
 薄口醤油        小さじ3
 みりん         小さじ5
 水           100CC程度
 片栗粉         大さじ1
 サラダ油        大さじ5
 キッチンペーパー      少々

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===作り方===
1.ボールに生卵10個を割り入れ、別のボールで昆布だしの素(合せ出汁)を70CCの水で溶いて出汁を作ります。

食感を良くするために、白身は菜箸で切るようにしますが泡立てをすると食感が悪くなります。さらに色のつかない薄口醤油、みりん入れて、残りの水30CCに片栗粉を溶いてさらに混ぜます。(ここポイントです。( ..)φメモメモ/片栗粉を少し入れることでジューシーで撒きやすくなり、出汁がとどまります)

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2.さらに滑らかな卵液をつくるのに、ざるで濾します。濾すことで滑らかなになるだけでなく、卵の殻や殻座などを取り除く事が出来ます。

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3. 出汁巻用のフライパンを熱して、油をしみ込ませたキッチンペーパーで、全体にうっすらと伸ばします。卵液を玉杓子でとり流します。多いと焼ムラが出来、少ないと穴が開いてしまいます

4.焼けてきて膨らみが出てくると箸で潰しながら、手前から奥に寄せていき1回目が終わります。 手前側に油をひいて、卵液を流し焼き、余った液は奥の出汁巻を持ちあげて流し込み、撒く繋ぎにします。奥から手前に煽りながら時計反対回りに撒いていきます。

巻く時は火から遠ざけながら、なるべく焼き色がつかないように半熟のまま巻いていき。手前に巻き終わったら奥側に油をひいて、出汁巻を奥に寄せて行き、手前に油をひくの繰り返しで巻を大きくしていきます。

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5.水に濡らした巻きすにとり、少し休ませる事で 形をを整えながら、半熟にゆっくりと火を通していきます。


6.包丁で切れば出来あがりです。

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男子厨房に入るべし!
星☆☆☆3ついただきましたぁ~。
卵だけでできる簡単レシピ。本格的な昆布出汁、鰹出汁を取らなくてもOK、関西風出汁巻は見た目にも綺麗で、美味しいですよぉ~。
by asanoyayu | 2017-01-20 22:52 | 亭主のわがまま簡単レシピ

/// カフェで過ごす時間 ///朝野家・香りの散歩道2017.01.18放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

毎年1月1日に、音楽の都オーストリアのウィーンで開催されるニューイヤーコンサート。

今年も大勢の音楽ファンが、世界最高峰といわれるオーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、心華やぐ新年を迎えられたことでしょう。

香り高い音楽があふれるウィーンの街は、コーヒーの香りが漂うカフェの都でもあります。街のあちこちにあるカフェハウスの歴史は、今から300年以上も前にさかのぼり、19世紀の初めには600軒もの店があったそうです。

その伝統を受け継ぐ老舗も数多く、なかには、王族ゆかりのカフェハウスも。それは、シェーンブルン宮殿の庭園にある世界最古の動物園の一角に佇み、かつて、フランツ皇帝とマリア・テレジア夫妻が朝食をとっていたと云われる建物です。

1949年、カフェハウスとして一般公開されて以来、地元の人々の間では、栄華を極めた王族にあやかることができるパワースポットの一つになっているとか。

また、1972年にカフェハウスで料理を出せるようになったとき、おばあちゃんのレシピを再現した家庭料理のメニューで評判を呼んだ、庶民的な店もあります。

そして、2011年。ウィーンのカフェハウス文化は、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。音楽が好きで、カフェで過ごす時間が大好きな皆さんにとって、ウィーンはこの上ない憧れの街かもしれませんね。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2017-01-18 08:26 | 朝野家・香りの散歩道

/// ふるさと納税の返礼品がぞくぞくと ///

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「ふるさと納税制度ってご存知ですか?」


聞いたことはあるけど、実際に制度を利用したことはないと言われる方も大勢いらっしゃるでしょうね。めんどくさいだろうなぁ~、昨年まで私もその一人でした。しかし、ふるさと納税制度を利用すれば、税金が減額されてしかも他地域の特産品までも貰えるのでとてもお得なんですよ。自己負担金額の2,000円を除いた全額が住民税から控除される仕組みになっています。

わが町、新温泉町ではこの制度は、本来の税の意味合いと違うと積極的利用をしていません。たくさんの寄付を受けるチャンスですし、町の広告や産業振興にもなる。しかし何度、町に提言しても寄付は返戻品を出すものではないというスタンス。寄付金は受け付けてますがお礼はわずかに公入浴施設の無料券のみ。

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仕方がないので、体験実験と納税抵抗レジスタンスを昨年末に行い、続々と今週に入って返礼品が届いています。こりゃ~嬉しいなぁ。納税者の立場になれば返礼品は豪華なほどいいわけで、体験してみるとよぉ~くわかる。

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去年、さとふるのHPで夫婦で行った。カード落としでお手軽、ほとんどが食べになってしまった。届いたのは「指宿市の黒豚」「宮崎市の手羽三昧」「黒毛和牛のハンバーグとローストビーフ」の3種。後から「あまおう」「カマンベール」「黒毛和牛のステーキ」「博多ホルモン鍋」「一口餃子」など8種の計11種類。これらの商品が1人2,000円の持ち出しで届きます。

しかも、ふるさと納税で支払う税金は、クレジットカード決済することができるので、カードのポイントまでもが獲得できて、2重以上にお得と言う訳なのです!

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他地域に貢献できて、特産品をゲット、クレジットカードポイント獲得もできます。自分の住んでる地域に使ってもらうのが一番ですが、これだけ得になれば、払ってもお礼の一つない自治体よりもお礼状まで届く丁寧さ。「あって当たり前より、お礼の他地域」ですね。

納税場所が選ばれたら、職員にも税金の有難味がわかるし知恵も使う。住民へのサービスもきっと向上するでしょうね。その日までレジスタンス続けます。

by asanoyayu | 2017-01-17 07:29 | 社長お勧め商品

/// 60段の登り階段は人生と同じ。一歩一歩確実に!! ///

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一昨日からの寒波で湯村温泉も雪が30cm程降りましたが、流石の温泉地。やっぱり地熱のせいで、荒湯の周りは雪が解けるのが早いんです。山には雪があり最高の雰囲気を醸し出しております。

温泉が湧出しているのが見えるのは、関西地区では珍しいんですよ。地球から頂いた宝物の温泉。掘ってなく自噴している本物の温泉がここにあります。

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温泉橋から朝野家を望めば・・・。雪がかなり見えます。

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湯村温泉の本町通りは、地下の温泉脈に沿ってあるため雪が積もりづらく、降ってもすぐ溶けてしまいます。

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朝野家横の八幡階段は、荒湯から八幡神社に向う参道階段。

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両側に建物があり雪が溜まりやすいうえに、観光客が荒湯に向う最短距離なので雪も踏み固められています。60段の階段なので、降雪時は歩行が困難になります。

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社員と通られるお客様のために、下まで雪を取り除かせていただきました。1段1段、1年1年と思いつつ開けて行きます。

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雪かきの間、片側は利用できないのですが、圧雪状態を登られるお客様から「ありがとう!」「大変ですね」「頑張って下さい」とお声掛けを頂けて、疲れが吹き飛びます。強制されることでなく、人は人から「褒められる」「認めてもらえる」「頼りにされる」ということで元気を頂けます。
by asanoyayu | 2017-01-16 14:55 | 山陰海岸ジオパーク

/// 旅の思い出に季節をのせて、とどけ亭主の思い ///

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今夜もお客様から、旅の思い出帳が5冊。さらに帳面??を忘れたので、紙に画いて頂けないかと女将がリクエストを受けてきた。

計7冊。

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数が多い時は、分業作業で書いています。最初に墨で絵を書き、書入れていきます。今回の絵柄は冬から新春にかけてもの。南天、松葉蟹、蟹すき、雪椿、とんど、お地蔵さん、節分の7種。

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節分。
赤鬼を画き、書を入れていきます。
「つらいことも 悲しいことも
節があるから 真っすぐ のびる」


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墨絵が終わると、顔彩で色を入れて・・・。より輝いていきます。貰われるお客様の笑顔を想像しながら。同じ図柄より皆が楽しめる7種、少し手間ですけどね。

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この時期だけにしか画けない「とんど」
正月・松の内も15日まで・・・。

鏡開きをし、正月品を「とんど」にくべて、餅を焼きます。お書初めを投げ入れ、高く上がれば上手になるといわれます。

『のぼれ のぼれ 天までとどけ』

景気も、『天までとどけ!!!』ですね。
旅の思い出に季節をのせて、とどけ亭主の思い !
by asanoyayu | 2017-01-16 14:40 | 筆誤一会

/// 雪が降るとライトアップは美しく、雪対策は人海戦術で行います ///

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今年初めての寒気団が日本海側だけでなく、太平洋側の都市部でも雪が降っています。湯村温泉でも昨日から雪が断続的に降り、周りは25cmぐらい積もっています。

この時期、朝野家の玄関には多くの長靴が並びます。子供の長靴も準備し、通常は20足ぐらいですが、団体の多い時には50足ぐらい準備させていただいてます。

湯村への交通の90%は車と観光バスで、玄関まで到着されるわけですから、ほとんどの方が皮靴でお越しになられます。冬の湯村の長靴(但馬ブーツ)は必需品で、荒湯や散策に利用していただいています。

「やゃ~なつかしぃ!」「初めて履くわぁ~」などの声をよく聞きます。都会では使用する機会のなくなり、目に触れる機会も少なくなりましたね。

赤や黄色の女性用やお子様用の長靴もありますので、ぜひ冬の長靴体験をして下さい。

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玄関先には雪取りワイパー、トンボ、スコップは欠かせません。雪が降ると車の窓には沢山の雪、素早く取り除くには雪取りワイパー、アスファルトに落ちた雪はトンボで端に寄せて、スコップで排除するのです。

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ほとんどはタイヤショベルで取るのですが、細かなところは今でも人海戦術で取り除きます。

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毎日、毎日、降る雪に合わせて黙々とこなしていきます。

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少しでもお客様に安心快適にお泊り頂けるように、社員一同頑張っています。
by asanoyayu | 2017-01-14 15:09 | 旅行・体験日記

/// 咄嗟の懐紙 ///2017.1.11放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

一月は、心新たに、さまざまな「事始め」にのぞむ方が多いことでしょう。

茶の湯の「初釜」は、お茶の香りで新春を寿ぐ晴れやかなひとときですが、一年の精進を心に誓う稽古始めでもありますね。おめでたい席にふさわしい装いや振る舞いを心がけるだけでなく、新年早々忘れ物がないようにしたいもの。先人たちが、茶会に持って行くものを詠み込んだ、こんな和歌を覚えておいてはいかがでしょう。

茶にゆかば 
小菊(こぎく)に帛紗(ふくさ)扇子(せんす)足袋(たび)
茶巾(ちゃきん)手拭(てぬぐい)香(こう)と小袋(こぶくろ)

この歌の最初に詠まれている「小菊」というのは、お菓子を取り分けたり、茶碗を拭くときなどに使う「懐紙」のことです。もともとは「小菊紙(こぎくし)」と呼ばれていたそうで、これを懐(ふところ)に入れて持ち歩いていたことから、いつしか「懐中の小菊紙」が「懐紙」という呼び名になったとか。

茶会では、何かと出番が多いので、いつもの稽古より多めに準備しておくこともお忘れなく。

懐紙は、普段の生活でも使い途がいろいろあります。食事の席ではもちろん、ポチ袋がないときは懐紙にお金を包んで渡したり、きれいな柄の入った懐紙は一筆箋がわりにも使えます。

「茶にゆかば・・・」だけでなく、今年は大人の嗜みとして、懐紙を持ち歩いてみてはいかがでしょうか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2017-01-11 08:14 | 朝野家・香りの散歩道