今年も昨年に続き「湯たんぽ」が大ブームですね。
子供のころの湯村では、夜、寝間引き時間になると各旅館の客室係りは、湯たんぽを持って荒湯(あらゆ-源泉)に行き、98度の温泉を入れて帰ってくるのです。
当時は今のように冷暖房が行き届いてなく昭和30年代は火鉢や豆タンを使ったあんかの時代。寒い布団を温める工夫として、豊富な高温泉を利用した湯たんぽはお客様から喜ばれていました。
昭和50年ぐらいまで湯村温泉では冬のおもてなしでお客様のお布団のなかに湯たんぽを入れていたのです。暖房が行き届いた現代でも体にやさしく、環境にもやさしい湯たんぽ。
湯村温泉ならではのおもてなしとして、5年前から湯たんぽが復活されています。
15年前から集めている朝野家湯たんぽコレクションに珍品が入りました。
オークションで買い求めた「TVの人気者! 小鳩くるみちゃんのベビー湯たんぽ」です。
古い当時の未開封品です。本体は11㌢程度でブリキ製でとても良く出来ています。
「本当にお湯を入れてあそべます」と書いています。
小鳩くるみちゃんは4歳でビクター専属の童謡歌手としてデビューし、当時テレビ・雑誌・コマーシャルと大活躍されてました。
またNHKの「おかあさんといっしょ」で10代目歌のおねえさんとして活躍されました。