20年前に結婚式場の神棚を購入した古江神具店様が、団体で泊まりに来ていただきました。当館会長は懐かしくお迎えをさせていただき、お土産まで頂きました。
今日のおめざは宗家・源吉兆庵の「陸乃宝珠」です。
菓子の起源は古くは「果子」と伝えられ、果実や木の実のことを指していたといわれています。
源吉兆庵はくだものの里といわれる岡山で作られています。桐の箱の中には「陸乃宝珠」と「歳々果」が入っていてとても高級感があります。
「陸乃宝珠」は夏限定商品で、芳香と瑞々しい果肉が特徴のぶどうの女王「マスカット オブ アレキサンドリア」を丸ごと一粒、求肥で包み込んで砂糖をまぶしたもの。
お砂糖の甘さにまけないくらいマスカットが甘く、種もそのままに、皮がプチッとはじけるところなどは和菓子とは思えないみずみずしさで、何度食べても感動してしまいます。
また「歳々果」は日本古来の果物、枇杷の果汁を閉じ込めた和風ぜりぃ。アルミパックに包まれた入れ物からは想像できないぐらいに繊細で、ゼリーは柔らかめ、枇杷の果肉も柔らかくジューシーです。
包み紙も枇杷に見立てたオレンジ色と葉っぱの緑色がとても可愛らしいです。「陸乃宝珠」同様夏らしい商品です。