朝野家スタッフのblog

ブログトップ | ログイン

/// ホーロー看板にフジカラーが増えました ///

/// ホーロー看板にフジカラーが増えました /// _f0112434_150490.jpg「お正月を写そう、フジカラーで写そう」というキャッチフレーズで有名なフジカラーのホーロー看板を社員の家族からいただきました。

湯村温泉が一番活気のあった昭和時代を復活したくて、個人的に懐かし物を色々集めています。
/// ホーロー看板にフジカラーが増えました /// _f0112434_150311.jpg昭和を代表するものとして琺瑯看板があります。

今ではほとんど見ることがなくなった「キンチョール」「ボンカレー」「オロナミンC」などの琺瑯仕上げの看板で、明治時代から昭和にかけて、家の壁や塀、農家の納屋など街のあちこちに張られていたもので、日本の風景には欠かせない懐かしいアイテムです。
/// ホーロー看板にフジカラーが増えました /// _f0112434_15151670.jpg集めた看板は大小合わせて100枚、内60枚は湯村温泉まちかどギャラリーに貸出して、観光客の方に見ていただいています。それを知った社員のご主人が探して届けてくれました。
/// ホーロー看板にフジカラーが増えました /// _f0112434_151762.jpgなかなか見つからないフジカラーの琺瑯看板付木製ベンチに使われていたもので、観光地には結構あったものなのですが、フィルムを宣伝するためにベンチを寄付してたんですよね。

のちに緑色の鉄ベンチ、最後はプラスチックベンチに変わったのです。寄贈が入っている珍しい一品です。

この「FUJI FILM」のトレードマークは昭和35年(1960)ごろより昭和55年(1980)まで使われましたものです。
/// ホーロー看板にフジカラーが増えました /// _f0112434_1513582.jpg琺瑯看板は印刷看板と違い鉄板に、色ガラスで字や絵をデザインし焼き固めます。

そのため色の数だけ乗せては焼きを乗せては焼きと繰り返して多色にするのです。印刷か琺瑯かを調べるには簡単な方法は裏を見れば解ります。特に古いものは引っくり返すと色ガラスが垂れています。

また1つ昭和の貴重な思い出が増えました。
by asanoyayu | 2009-10-06 01:58 | まちづくり・人づくり