朝野家と取引のある酒造メーカー宝酒造・松竹梅のセールスマンが宿泊に来ていただきました。
いただいたのは京都・鼓月の詰め合わせ、今日のおめざです。
鼓月の創業は京都では比較的新しく昭和20年、本社は伏見です。また天保13年(1842年)京都の伏見・竹中町の地で、清酒の製造・販売を開始した宝酒造も同地ということでいただいたのでしょう。
詰合せは「墨彩」「千寿せんべい」「ほっこりほっこり」の3種です。
千寿せんべいは、口ほどけの良いヴァッフェル生地にあっさりとした油脂の少ないシュガークリームが挟まれています。
前回、
伊勢屋本店の「花祥月(ヴァッフェル)」を紹介したばかりなので、そんなに変わりありませんが「元祖本流」をうたってます。
「ほっこりほっこり」は秋味の薯餡の焼菓子で、しっとりした皮を一口食べると焼き芋の匂いがします。
墨彩はアルミホイルをはぐると真っ黒なカステラ地の焼き菓子で、 黒胡麻の芳ばしさに竹炭の黒色が独特です。
中には小豆こし餡が入っていて、手で持つと固形墨の感じです。黒まめ、黒ゴマ、炭入りと最近の色流行りは黒ですね。