22日新温泉町山陰海岸ジオパーク館で「新温泉町ジオパークネットワーク推進会議」があり、旅館組合と観光協会の両方の立場で出席してきました。
山陰海岸ジオパーク推進協議会は現在、日本ジオパーク委員会より世界ジオパークネットワーク国内候補地として選定されています。
世界ジオパークのスケジュールでは4月から現地審査がおこなわれます。そこで新温泉町でもジオパークネットワークが推進される会議がおこなわれました。
まず山陰海岸ジオパーク谷本館長より、昨年末に日本ジオパーク委員会から3地域の取組と3県の足並みが評価され、3候補地の中で唯一国内候補地になったが、世界ネットワークの加盟には多言語案内板、専門家以外の地域住民のガイドが必要で、地域をあげた取組が必要だと現状と課題の説明がありました。
また協議会事務局が新温泉町から豊岡の但馬県民局に移り、職員7人体制(京都1人、鳥取1人)で進めていること、1/18日鳥取で行われた勉強会の日本ジオパーク尾池委員長(国際高等研究所所長・元京都大学総長)の講演内容も報告されました。
集まった各観光協会・旅館組合・商工会やボランティア団体などの現在の活動内容が披露され、今後の推進体制と取組が検討されました。
さらに民間ガイドのネットワーク化、新温泉町の地域エリア、ジオガイド対象者、公衆トイレの設置などのガイド上必要な対応なども話し合いがあり、最後に
山陰海岸ジオパーク推進協議会主催のガイド養成研修を1/26日にすることも決定されました。
新温泉町ジオパークネットワークの設立総会は2月に予定されています。
また鳥取でも「山陰海岸ジオパーク鳥取県連絡協議会」が1/25日に設立される予定です。