底引きが始まると、待ちに待った『のどぐろ』の季節になります。
湯村温泉朝野家では「のどぐろの西京漬け」を作って行きます。
一般的には赤ムツと言われていますが、名前の通りのどが黒いことから山陰地方では「のどぐろ」と呼ばれています。
脂が多く白身のトロ!と言われる山陰一の高級魚です。
この「のどぐろ」は、かつては稀少な魚ゆえに、地元でしか消費されていなかった幻と呼ばれた魚。
普通は刺身や塩焼きで食べると美味しいのですが、さらに美味し食べ方は西京漬けです。
使う味噌は、甘みのある白みそ「西京味噌」と粒味噌、みりんなどの調味料を混ぜ合わせた、朝野家調理長オリジナル味噌。
大型の形のいい新鮮なのどぐろを捌き、切り身に塩を振り、しっかり水気をとったあと、たっぷりの味噌床に漬け込みます。
漬け込むこと5日間。じっくり味噌の風味を染み込ませたのどぐろを火に通すと、白身からしたたるほどの脂がジュワジュワ音を立て、味噌の香ばしい香りが漂ってきます。音と匂いだけでも食欲がわいて来ますよぉ~。
上品でツヤのある「のどぐろの西京焼き」が完成~!
これは1皿でご飯3膳いけますね。ほんとにご飯に合う一品です。
朝野家佐藤調理長が腕によりをかけた「のどぐろの西京漬」。
食べてみたい方は、
朝野家に宿泊していただくか、
朝野家・売店HPの通販で求めることが出来ます。