朝野家スタッフのblog

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/// 1日、「湯村温泉・観光活性化研究会」が開かれました ///

/// 1日、「湯村温泉・観光活性化研究会」が開かれました ///_f0112434_113049.jpg1日、湯村温泉・夢ホールで「湯村温泉・観光活性化研究会」が開かれ、行ってきました。
今回は湯村温泉まちづくり協議会と温泉町観光協会との共催で、全信連支援の湯村温泉及び周辺地域観光活性化研究事業も協催しています。

基調講演を頂いたのは湯村温泉出身、「日本旅行」の丸尾和明社長です。湯村には小学校3年までおられて、父親の関係で大阪へ、国鉄に入られて、その後平成20年7月㈱日本旅行代表取締役社長兼執行役員となられました。

まだ、本籍も先祖の墓も湯村温泉にあるため、私も会合などで、良く声をかけていただいています。

/// 1日、「湯村温泉・観光活性化研究会」が開かれました ///_f0112434_1133381.jpg湯村温泉を元気にしたいと「外から知ろう。湯村温泉」をテーマに講演がありました。
日本の人口減は数年後にくるため、国内旅行需要は確実に厳しくなる。

物づくり経済の低迷から政府は観光に焦点をあてている。観光は組み合わせだから大きな箱モノもインフラ整備もいらない。国内消費を考えると国内定住人口1名減少消費分は来訪外国人旅行者7名が宿泊費、飲食・土産や交通費分に相当する。

そこで、国内消費低迷の切り札として、海外からのインバンド客を支えていく必要があるとビジット・ジャバン、観光庁など戦略的に作ってきた。中国人向け個人観光ビザ(査証)の発給要件が7月緩和されたのも、その一つです。

/// 1日、「湯村温泉・観光活性化研究会」が開かれました ///_f0112434_114854.jpgつまり地域の再生や地域の活性化の核は「観光」である。
また「エコツーリズム」「産業観光」「着地型」など新しい観光形体が出てきているが、個人消費は低迷・多様化しており巣ごもり現象が起きている。
そこでますます点同士の地域間競争は激化するが、日本型滞在を行うには第3種旅行業で行う地域間観光などの魅力を増やし、面での広域対策も必要となる。

お客様のニーズを知る上で分析が必要になるが、全国の観光地の集計・分析は甘いものが見られる。今、湯村温泉に来られているお客様の分析をするために、男女別・年代別・目的別、経由別などあらゆる角度から、他の観光地より湯村温泉はもっと細かく分析する必要がある。

その中からターゲットを絞り、P・D・C・Aのマネージメントをし、課題を見える化することが必要です。まずは現状の再認識と分析が必要です。戦略を決め、実行し、評価し、改善すること、すぐに行動することが大切です。

/// 1日、「湯村温泉・観光活性化研究会」が開かれました ///_f0112434_1143965.jpg実例としては小布施の住民参加型観光、飛騨高山のバリアフリー、新冶村の農村公園構想、湯西川温泉の取り組みなども紹介していただきました。
マクロ的な話の後、パネルディスカッションがおこなわれ、湯村温泉での取組が話し合われました。

/// 1日、「湯村温泉・観光活性化研究会」が開かれました ///_f0112434_1152045.jpg 湯村とジオパークの取組には「まだまだ知られていないの、大人の社会見学というような学習テーマで旅行需要を作ればどうか」「小さい時からの刷り込みや体験も必要」、「継続的改善が必要」とアドバイスを頂き大変参考になりました。
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by asanoyayu | 2010-12-03 00:39 | まちづくり・人づくり