朝野家スタッフのblog

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/// 正月初商い なぜ「あきない」なんだろう ///

/// 正月初商い なぜ「あきない」なんだろう ///_f0112434_2333886.jpg温泉町商工会と浜坂町商工会が11月に合併して2カ月がたちました。
今年は合併して初めての新年賀詞交歓会。昨年までは別々に開催しており、来賓の関係で午前中に浜坂商工会が、午後は温泉町商工会が開催をしていました。

今回、初めての交歓会は本庁の2階にあるホールで行われました。
/// 正月初商い なぜ「あきない」なんだろう ///_f0112434_23334715.jpg参加人数は約80名、岡本町長、岡坂町議長、上田県議、谷衆議院議員(代理)、梶原衆議院議員(代理)と地元の来賓や商工会役員・会員です。会場は多くの人で埋まりました。
来賓のあいさつの後、猪坂会長を加えて鏡割りが行われました。
/// 正月初商い なぜ「あきない」なんだろう ///_f0112434_23345132.jpg合併前は色々と難しいことがあり大変でしたが、生みの苦しみが大きいほどスムーズに行っているように見受けられました。

私も手締めの挨拶をさせていただきました。

『新しい年度なので、改めて商工会の商の字を調べてみました。商工会の商はあきないと読みます。一般論では、有名国語学者が秋に縄を編んだことが語源とされていますが、暇なのは冬でしょうね。また、古くから秋に作物が出来て、物々交換をしたから「商う」という説もあります。商は中国の周に滅ぼされた殷(いん)の正式名で、商のひとは殷が滅亡した後も中国各地で商いをすることに長けていた。その人たちのことを「商人」と呼ぶようになった。

商う=「あき」と「なう」に分けることが出来ます。
「なう」は縄をなうと同じで、2つのものを1つにまとめる。「あき」は秋とすると限定されてしまうため、「空き」つまり間のことで売り手、買い手の埋めるべき条件や値段のこと。売り手と買い手が交渉して1つにまとめる。これが商いだと思います。

また日本の商売人といえば近江商人。「三方よし」の考えで知られています。
三方よしは「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の考え方に基づいて、商いが行われました。

これを商工会に当てはめると、合併前は「温泉町商工会よし」「浜坂町商工会よし」「新温泉町よし」となります。合併後は「新温泉町商工会よし」「新温泉町よし」「住民よし」の商いにしなければなりません。皆さんが協力して商いをしましょう・・・。』
とこんな感じで。

『それでは早速、商いの実践をしていただきます、相手との間を綯うために、隣の人と手をつないで「よぉ~お」パンと一本締めです。打った手はさらに天にささげる。それでは「よぉ~お」パン、よぃさぁ~ありがとうございました。』

ヽ(  ̄∇)ノ ヨォ~  ( ̄ ̄)パン!( ̄ ̄)パン!( ̄ ̄)パン!

来年の新年賀詞交歓会は支所でやる予定です。
by asanoyayu | 2011-01-06 00:31 | まちづくり・人づくり