2/28日、国観連近畿支部第6回「ネット予約倍増セミナー」が開かれ、営業課長と行ってきました。
旅館の予約は旅行会社(リアル)から、じゃらんなどのネットエージェントに主流が変わりつつある中、じゃらんや一休が旅館に対するリベート(8%)を2%UP(10%)という地位的有利で要求してきました。
旅館に対する要求りべート1割(旅館が払っているポイント以外に)は当然、お客様への跳ね返りとなり料金の値上げか質の低下となります。
そこで旅館・ホテル業界は反発をしながら、リベートのかからない自社ホームページからのご予約が一番良いと判断し、国観連近畿支部IT委員会連を中心に勉強会をし、業界に提案しています。
近畿圏を中心に、135名の予約担当者が大阪・新梅田研修センターに集まりました。
このたびのセミナーは5部に渡り、11:00~16:20までの長丁場となりましたが、出席者には好評でした。
第1部は「ITマーケティングについて」近畿支部青年部長の塩田温泉・夢乃井吉井専務が自社ホームページの戦略について、色々話してくれました。
インターネットでの自社集客、インターネットの他社集客、無料で出来る裏技などはとても参考になるものでした。
メタタグやHLタグ、キーワードやブランディング、SEO対策など専門的な話も出てました。
国観連旅館のTポイント制度の導入や近畿支部精鋭の若手経営者によるパネルディスカッション。
「じゃらんホームページダイレクトの危険」などがありました。
一番興味を引いたのはビジネスホテルBL代表取締役の佐野さんの「ツィッタ―&フェイスブックによるソーシャルメディアの活用事例」講演でした。
エジプトの反政府運動は、若者が中心となりフェイスブックやツイッターなど「ソーシャルメディア」と呼ばれる情報伝達手段を利用し、携帯電話などを使って瞬く間に広がりました。
このような情報ツールの普及によって、情報伝達、共有化のスピードが格段に速くなっています。SNSが世の中を変えていくんですよ。
1対1の手紙から電話、電話からメール。メールからブログ1対複数、ブログからSNS(複数から複数)というようになっていき、このSNSが業界を救う。
ソーシャルメディア革命2(Social Media Revolution)です。
佐野さんが流していたビデオ『ソーシャルメディア 革命2 (Social Media Revolution 2 日本語版)』YouTubeをぜひご覧ください。世の中がどんなスピードで進んでいるかとても参考になります。