女将が10日間旅行中に、すっかり学生時代の自炊が癖になってしまい、また作ってしまいました。
今日のおばんざいは、
「朝野家館主・わがままキノコと豚の生姜焼きエッグマフィン」です。
ブラジル土産に買ってきてくれたのは、赤い少し錆てる缶詰。
上の蓋にはMANTEIGA DE 1A QUALIDADE GONCALVES SALLES と書いてあり、Aviacaoの下には日の丸が付いた双翼の複葉機のイラストがあります。
スペイン語は全くわからないので、「これなあに?」と聞いてみるとブラジルの美味しいバターらしいのです。
蓋をあけるとまた普通の缶詰が見えました。
遠い子供のころの記憶の中でこんな蓋付缶を見た事があるのですが・・・、思い出せません。なんだっけなぁ~。まぁいいや!
マンテイガ(MANTEIGA)とはバターのことらしいのです。
最近はは缶切りで横を開けるのですが、蓋付となると蓋を閉めるための引っかかり残すために、昔の缶切りと同じように、縦に開けなければいけません。
中はバターの黄色が違います。濃いそうなバターです。
「朝野家館主・わがままキノコと豚の生姜焼きエッグマフィン」
===材 料===
イングリッシュ・マフィンパン 1個
玉子 1個
ブナシメジ 1/4パック
玉ねぎ 1/4ケ
中厚切り豚肉 100g
=生姜醤油のタレ=
出汁醤油 大さじ1
日本酒 大さじ2
みりん 大さじ2
おろし生姜 大さじ1
塩・胡椒(肉下拵え用、目玉焼き用) 少々
サラダ油(いため用) 少々
===作り方===
1.マフィンは市販のもので良いのですが、ナイフで切らずに、フォークで外周を刺して一周ぐるりと穴を開け、そこから手で裂いてトーストします。その間に生姜醤油のタレの材料は深皿で混ぜてなじましておきます。
2.カリッとなったマフィンが、タレの水分を吸って柔らかくならないようにマンテイガ(MANTEIGA=バター)を内側に塗っておきます。
3.豚肉に塩・胡椒を振り、玉葱は櫛切り、ぶなしめじは石づきをとりほぐして、フライパンで炒めて、最後に
1.でつくった生姜醤油のタレをまんべんなく駆けまわし絡めていきます。
玉子はシンプルに塩・胡椒のみで両面焼きにします。
4.後はマフィン、キノコと豚の生姜焼き、玉子の両面焼きを重ねるだけ。
「朝野家館主・わがままキノコと豚の生姜焼きエッグマフィン」の出来上がりです。
美味しいバターです。濃厚でミルクと甘い香りが抜けていきます。
昔ながらのバターで舌触りには少しザラッつきも感じられます。
星☆☆☆3ついただきましたぁ~。