6日の
兵庫県井戸知事定例記者会見で湯村温泉地熱発電調査を次期予算に盛り込むこと発表しました。
(17;40ぐらいに湯村温泉地熱発電調査のことが出てきます。)
またそれを受けて神戸新聞や日本海新聞にそのことも掲載されました。
湯村温泉の高温・高量を利用して、代替エネルギーになるか調査をすすめるらしいのです。
頑張って提唱してきましたので、やっと1歩すすんだなぁ~とホッとしています。
ただ地熱発電でなく温泉熱発電なんですが、地熱発電はさらに掘削するので、地球を傷つけ、源泉に影響を与えてしまいます。ジオパークの精神にも反します。
温泉熱発電は今出ている高温泉の熱だけを利用するので地球にやさしいんです。規模大きなものでは100Kw~300Kwのバイナリー発電などがありますが、設備コスト+メンテナンスなどを考えると少しコスト高になり、多量の温泉を使用する可能性があります。
私が注目しているのはベルチェなどの熱素子発電です。
よくポータブル冷蔵庫やバスの冷蔵庫に使用されていて、コンプレッサーが無くても冷やすことの出来る素材。
電気を与えると片面が熱くなり、もう一方が冷えるというものでぜーペック現象と呼ばれているものを逆に使います。
つまり片方に温めて、片方を冷やすと電気が作れるのです。温め側に高温泉を使えば自然エネルギーで電気を発電します。
折角頂いた機会ですから、地域にとって良い方向で進まなければなりません。
世界ジオパーク調査員との5つの約束も守っていければ・・・と思います。
そして・・・[今後の私たちの目標]として
この素晴らしい大地のエネルギーと、もっと自然環境を守る為にも さらに一歩進んだ形で利用しなければいけないと考えてます。
①朝野家が現在行っているいる温泉熱を利用して冷・暖エアコンの取り組みを地域全域で取り組みたい。
②地熱を利用して医療や健康増進として岩盤浴や地熱サウナ、産業の一例として乾燥しいたけなど。
③温泉の飲用をヨーロッパのようすすめること。
④温泉の熱を電化で石油を使わず、発電所に頼らない電気発電の利用で、地球環境に優しい町にしていきたい。
⑤ジオの力の素晴らしさをこの小さな町から・・・世界の人に情報を発信して、見に来て頂きたいです。