病院の帰りに荒湯によって見ました。
1250年続く湯煙がもうもうと上がっています。
大雪が降り冬の厳しい湯村温泉に神様からのプレゼントです。
荒湯(あらゆ-源泉)は98度の温泉が自噴しており、全国的にも珍しく、地域の方だけでなく、来訪者の方は
誰でも使える温泉なのです。荒湯には
「上の湯つぼ」「中の湯つぼ」「下(しも)の湯つぼ」「下(した)の湯つぼ」「慈覚大師の湯つぼ」の五つの湯壺があります。
普段、観光客がゆで玉子を作られるのは「上の湯つぼ」「中の湯つぼ」の二つで、地元の方もほうれん草などの煮炊きに使います。
足湯近くにある「下の湯」はあくの出るものを湯がくのに、使われ手いるんですよ。
下にあるので落ちないように、大きな木枠がはめられています。
この木枠を上に上げてお使い下さい。
もちろん無料でお使いいただけます。
「慈覚大師の湯つぼ」には、漏斗と柄杓が準備されています。
冬の寒い夜に湯村の住民は、湯たんぽに温泉を入れに来ます。
今晩も湯たんぽに湯を入れに来られてました。
荒湯は台所のように煮炊きに使われ、温泉を飲むと整腸剤になり、湯たんぽを利用することで省エネになります。湯村温泉は飾らない、普段着の温泉です。
旅なれた旅人に支持される温泉なんです。