(墨絵:朝野家社長 朝野 泰昌)
子どもたちの知的好奇心をくすぐる図鑑が、人気を集めていますね。
毎日食べている食材のことに興味を持ったとき、こんな図鑑はいかがでしょう。
「学研もちあるき図鑑」シリーズの『まるごといつもの食材』。
野菜、果物、魚、肉など、日本で手に入る食材、およそ1500種類を紹介した、持ち歩きサイズの図鑑です。
この図鑑には、香りと書いて「香(こう)」という項目があり、料理に香りを添えて味を整える、ハーブやスパイスが紹介されています。
葉を利用するハーブ、根と樹皮を利用するスパイス、種子や果実、花を利用するスパイスに細かく分類されていて、大人の皆さんが読んでも、香りの基礎知識が身につくことでしょう。
また、読み物としても楽しめて、「定番合わせスパイス&ハーブ」というコラムでは、数種類の香辛料を混ぜ合わせた、世界各国の定番スパイスが紹介されています。
フランス代表は、ローズマリーやセージ、タイムなどをブレンドした、南フランスのエルブドプロヴァンス。中国代表は、ハッカクやシナモンなど5つのスパイスを混ぜ合わせた五香粉(ウーシャンフェン)。インド代表は、カレーに欠かせないガラムマサラ。
そして、日本代表は、おなじみの七味唐辛子です。
図鑑は知的好奇心の入り口。そこに載っているスパイスやハーブが、実際にはどんな香りがするのか・・・ページをめくるたびに、ますます興味がわいてきそうですね。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。
また朝野家ホームページ
「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。