20日、湯村温泉バイナリー発電事業連絡会が新温泉町役場温泉支所でおこなわれました。
いよいよ、温泉熱による発電がスタートします。
予算8300万円、年間10万kwhの発電を計画しています。
この事業は兵庫県が国・環境省のグリーンニューディール基金(公共施設再生可能エネルギー等導入事業補助金)で8,000万円まかないます。
残りの300万円を県、町がまかないます。 県から遠藤温暖化対策課長以下環境関係3名の方も出席しています。
温泉の地熱を新たに掘削で求めるのでなく、現在ある自噴の温泉の熱だけを発電に変えていきます。
バイナリー発電とは、低沸点の媒体を温泉熱で温め、液体から気体なる時の膨張圧でタービンを回し発電します。
発電後の媒体は冷やされて液体に戻るサイクルを循環させます。温泉の温度は熱交換で下がり、風呂へ投入すると水が少なくて済み、水の消費も減らせることが出来ます。また、この施設は山陰海岸ジオパークの学習施設にもなります。
豊富な98度の温泉がある湯村温泉だから出来る温泉熱発電です。
湯村温泉は自然豊かなECOな温泉を目指しています。