本日は午前中から叔母の1周期があり、住職を迎えての念仏、お墓参りを行いました。
お斎が朝野家でありました。
お斎(おとき)とは、僧侶や参列者へのお礼の気持ちをこめたお膳であると同時に、一同で故人を偲ぶための行事です。
朝野家ではご希望に合わせて、陰膳(かげぜん)をご用意させていただきます。
若輩ではありますが、閉め挨拶をお願いされたので、陰膳の意味をお話しさせていただきました。
「故人の位牌と遺影の前に、参加者と同じ食事をお供えします。叔母を偲びながら一緒に会食をして頂くための席を設けさせていただきました。きっと叔母も同席させていただき喜んでいると思います。」
「このような席に付かせて頂いた時、いつも思うことがあります。人は生まれる時に『おぎゃ~』と世の中に息を吐いて生まれます。また死ぬ時には『息を引く』といい、世の中で自分がしてきた得を頂いて人生を全うします。最初に貰うことや奪うことでなく、まずは自分を与えることで始まります。」
「呼吸という言葉もも吐く事が先で、吸う事が後になります。英語のGive and TakeもGive=与える事が先にあります。朝野家のために、地域のために、世のために・・・ぜひまず自分を出しきる人生にしていきたいものです。」と閉めさせていただきました。
『しまった!』
住職もおられたのに、釈迦に説法でした。
まだまだ徳が積めてません。