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/// 雑草の呼び名事典・散歩編/// 朝野家・香りの散歩道2013.9.25放送分

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(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

散歩を楽しむのに、気持ちのいい季節になりましたね。

以前、この番組でも紹介したことがある『雑草の呼び名事典』の「散歩編」が発行されました。雑草と呼ばれている草花にも、ちゃんと名前があることを教えてくれた本の第二弾です。

では、秋のページをめくってみましょう。
アカネ、アキノキリンソウ、オミナエシ・・・聞き覚えのある名前が並ぶなか、アキノウナギツカミという不思議な名前を見つけました。茎にたくさんの棘があるタデ科の一年草で、これを使えばぬるぬるしたウナギもつかめるだろう、というのが名前の由来だとか。

また、キツネノマゴというかわいい名前の草花は、花のカタチが子ギツネの顔のように見えることから、その名がついたそうです。先人たちの想像力は、とても豊かで自由ですね。

そして、前回のコラムでは「秋の七草」が紹介されていましたが、今回の散歩編では「食べられる秋の野草」が紹介されています。
キクイモ、クズ、ユキノシタ・・・クズは根っこからとれる葛粉がおなじみですが、花も湯通しして三杯酢で食べるとおいしいそうです。

ただし、散歩の途中で食べられそうな野草を見つけたときは、本当に食べられるかどうかよく調べてくださいね。

自然写真家の亀田龍吉(かめだ・りゅうきち)さんが、散歩のおとも用につくってくれた『雑草の呼び名事典・散歩編』。皆さんも、この本を手に秋の香りがする道を歩いてみませんか。

『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。
by asanoyayu | 2013-09-25 00:03 | 朝野家・香りの散歩道