朝野家スタッフのblog

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///「素敵なプレゼント『ずっと折り鶴、ずっと折り紙』そしてずっと思いは繋がる ///

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今日、素敵なプレゼントが広島から届きました。宅配便を開けると折り鶴と折り紙、色紙と手紙が入っていました。差出人は広島にある「福祉法人はぐくみの里」でした。

湯村温泉では夢千代日記の撮影場所で、朝野家はスタッフ、役者さんの宿でした。夢千代さんが体内被曝というストーリーだったので、恒久平和を宣言した温泉町は、広島市は友好都市としてお付き合いをさせて頂いてます。夢千代の銅像の台座は、被爆した広島市庁舎の石が使われ、夢千代館では広島から分火した平和の灯が灯り、青柳の足湯横には被爆した広島の青桐の2世・3世が青々と芽を吹いています。

新温泉町と湯村温泉観光協会では、1992年から24年間、毎年8月6日の原爆記念日前日に、お客様や旅館施設を中心に作った折り鶴と湯村温泉の温泉10トンをタンクローリーに入れて、広島を訪づれ、原爆養護ホーム神田山やすらぎ園(東区)、倉掛のぞみ園(安佐北区)の二カ所に温泉をお持ちしています。

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手紙を読むと「福祉法人はぐくみの里」は、世界の皆様の平和の願いが込められた千羽鶴折り紙に再生する「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」とプロジェクトを行われています。
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「あっ!!、そうだ!、以前に『朝野家・香りの散歩道』で取り上げさせていただいた施設だ・・・」

手紙を続けて読むと、朝野家が施設のプロジェクトを取りあげて頂いたブログを見て、「平和を思う感謝の気持ちと障がいを持ち、当施設で就労訓練を行っている方々とその活動に対する理解が感じられ、職員、利用者皆、大変感動致しました。

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このたびはそのお礼をしたく、誠に勝手ながら色紙と「ずっと折り紙、ずっと折り紙」で作ったレイを送らせていただきました」と結ばれていました。

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千羽鶴のレイ、お手紙、皆様からの色紙。心いっぱい幸せになるプレゼントを頂きました。大切にさせていただきます。

夢千代日記撮影時、父は観光協会長をしていて撮影に同意を得れない地元を説き伏せ、私に「皆が反対しようと、私が全額出しても、この夢千代日記は湯村で撮らなければならない・・・」言いました。なぜそこまで・・・と思いましたが、夢千代日記は湯村温泉の大きな飛躍の物語となりました。

しかし、10年前に新事実を知りました。私の母は広島市矢野町の出身でしたが、実は被爆者手帳を持っています。広島の痛みは母の痛みなのです。当時、そのことを語らなかった父の思いは、今もずっと繋がっています。
by asanoyayu | 2016-06-13 00:44 | 旅行・体験日記