19日、今年の冬は少し荒れると天気予報では告げられています。雪を前に雪吊りが始まりました。年末の恒例行事で、冬季間樹木の枝が折れないように縄や支柱で枝を支ええます。金沢の兼六園などが有名ですが、水分の多い雪が振る湯村でも行われます。
玄関の滝横にある槇や露天風呂の桜・紅葉に雪吊りを、ラウンジの千両・万両なども竹すのこの雪囲いをしていきます。
高い木の場合クレーン車で、縄を何本もたらした支柱を立てて行きます。樹木の芯に立てないといけないので、数人で縄を張りながらコントロールしていきます。支柱が固定されるとそれぞれの枝ぶりに合わせて、1本ずつ正しい位置に放射状に張っていきます。
今日は露天風呂の雪吊り、雪囲いをしてもらってます。30年以上お世話になっている植繁緑化の社長、少し離れたところから全体の進捗状況をチェックしています。雪の降る寒い中有難うございます。旅館は皆様にも支えられています。
ピーンと放射状に張られた雪吊りを見ると、凛となります。来週、門松が届けば外回りの正月準備が終了します。