朝野家スタッフのblog

ブログトップ | ログイン

/// 日本遺産「北前船」に新温泉町諸寄追加認定 ///



北前船をテーマとした日本遺産に24日、兵庫県新温泉町が追加認定されました。航海の安全を祈願した船絵馬や石灯籠、それらを寄進された為世永神社、北前船で財を成した廻船問屋の邸宅など構成文化財が集まる同町の諸寄地区と連携し、地域活性化を図っていくという。

諸寄の港は、狭い入り口から内部に広がる天然の良港で、江戸時代から、北前船の寄港地として栄えた。

北前船に関する日本遺産は2017年度、東北や北陸などの11市町が認定されており、新温泉町は今回、初挑戦で全国26市町とともに追加認定された。同町の構成文化財は、船絵馬や係留くいの跡など11件。うち廻船問屋だった東藤田家の母屋は13日、ゲストハウスとしてオープンしました。

一方、北前船による人や物の交流で、地域の文化も活性化した。諸寄地区出身の明治期の歌人前田純孝や日本画家谷角日沙春ら、多くの文化人が全国的に活躍。風光明媚な白い砂浜の景色でも知られ、平安時代から古典や和歌などにも取り上げられています。

追加認定を受け、新温泉町は、夏休みまでに諸寄地区の散策マップを作成。近くモデルコースを歩く催しなども開催する予定で、地元と協議しながら、案内看板の設置やガイド養成などにも取り組んでいく予定です。

by asanoyayu | 2018-05-25 16:15 | 山陰海岸ジオパーク