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/// ポンパドール夫人のアイスクリーム ///2018.06.13放送分

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(墨絵:朝野家社長/朝野 泰昌)


「うわぁ、おいしそう!ちょっと待ってね」とスマホでパシャ。お店でよく見かける光景です。料理もスイーツも、インスタ映えするものが人気を集めているようですね。

今の時代なら、世界中で話題になっていたに違いないアイスクリームのデザートが、200年以上も前につくられていたことをご存じですか。

場所は、フランスのベルサイユ宮殿。そのデザートは、当時の国王ルイ15世に見そめられ、侯爵夫人の地位を与えられた一人の女性によって誕生しました。美しさと教養を兼ね備え、貴婦人たちの憧れのまとだったといわれるポンパドール夫人です。

農業が盛んなフランスでは、アイスクリームをつくる材料が豊富にあったそうで、ベルサイユ宮殿では、それらを使った華麗なデザートが流行しました。なかでも、フランス料理の世界で今も受け継がれている「ポンパドール夫人のアイスクリーム」は、格別だったようです。


まず、アイスクリームをドレスのスカートのように形づくり、生クリームでフリルに見立てた飾りを付けて、その上に陶磁器で作った小さな人形をのせます。この人形は、ドレスを着た女性の上半身をかたどったもので、それをのせればアイスクリームのスカートをはいた貴婦人の出来上がり。

いかがですか。かなりインスタ映えしそうなスイーツだと思いませんか。ぜひ一度、実物を見てみたい、そして、味わってみたいですね。

*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:5517:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。


by asanoyayu | 2018-06-13 07:31 | 朝野家・香りの散歩道